株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、執行役社長:林 雅博/以下、日立システム)は、SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ギャレット・イルグ/以下、SAPジャパン)と「SAP ERP」のチャネルパートナー契約を8月1日付けで締結し、企業向けの基幹システムである「SAP ERP」のソフトウェアライセンス販売からシステム構築、保守・運用に至るまでの一貫したサービス提供が可能となりました。
日立システムは、1994年から株式会社日立製作所(以下、日立)とともに、幅広いお客さまに「SAP R/3」および「SAP ERP」による基幹システムを構築してきました。さらに、2006年4月にはSAPジャパンとサービスパートナー契約を締結し、大手医薬品製造業でのシステム構築で培ったノウハウを結集して、SMB(中堅・中小企業)市場の医薬品製造業向けにSAP Business All-in-One認定ソリューション「Specific for Pharma」によるシステムを構築してきました。
このような実績が認められ、日立システムは、SAPジャパンと「SAP ERP」のチャネルパートナー契約を締結したことで、これまでのシステム構築サービスに加え、ソフトウェアライセンスの販売が可能となりました。これを契機として、社内に専任のサポート部門を新設し、コンサルティング、システムの企画・設計、開発、保守・運用に至るまで、ワンストップでお客さまに直接サービスを提供しております。さらに、日立システムは、2008年1月にSAP AGに買収されたBusiness Objectsの日本法人である日本ビジネスオブジェクツ株式会社のゴールドパートナーを継承した「SAP BusinessObjects」のチャネルパートナーにもなっており、「SAP ERP」と「SAP BusinessObjects」を組み合わせたSAPアプリケーションに関する幅広いソリューションを提供することができます。
日立システムは、従来から手がけている日立と協業した「SAP ERP」による大規模な基幹システム構築や、「Specific for Pharma」によるSMB市場の医薬品製造業向けシステム構築、「SAP BusinessObjects」を導入したシステム構築に加えて、今後もSAPジャパンとの技術共有や共同マーケティング活動を一層強化し、SAPアプリケーションのさらなる利用拡大を目指します。今後、SAPアプリケーションの販売とSIサービスの提供を併せて、2009年度から2012年度までの累計で約150億円の販売を目標としています。
今回のチャネルパートナー契約締結に関して、SAPジャパン バイス・プレジデント 岡村 崇氏から以下のコメントをいただいております。
「『SAP ERP』の導入ソリューションを始めとする幅広いシステム構築サービスを提供し、実績を有する日立システムを、SAPジャパンはチャネルパートナーとして心より歓迎いたします。お客さまにコスト競争力とコアビジネスへの注力を提供する弊社の製品と日立システムのシステム導入におけるトータルサポート力を組み合わせることで、お客さまにさらに高い付加価値を提供できると確信しております。SAPジャパンは、『SAP ERP』と『SAP BusinessObjects』というSAPアプリケーション全体で、日立システムと技術共有やマーケティング活動を推進し、幅広いお客さまへ信頼性のある高品質なシステムを提供してまいります。」
中堅医薬品製造業向け SAP ERP導入ソリューション「Specific for Pharma」について
URL :
/specific-pharma/
商標名称等に関する表示
・SAP、 SAPロゴ、R/3、SAP BusinessObjectsは、 SAP AGの商標または登録商標です。
・Specific for Pharmaは、日立システムの商標です。
・その他、記載している会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。
製品・ソリューションに関するお問い合わせ先
株式会社日立システムアンドサービス
東京第1営業本部 第1営業部
TEL: 03-6718-5801 E-mail:sap_solution@hitachi-system.co.jp