株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、執行役社長 林雅博、以下「日立システム」)は、内閣府が主導する「家族の日」(11月15日) に、従業員とその家族を対象として、子どもの理科や科学離れを防ぐ一助となるようなモノづくり体験型教室「親子で体験!IT教室」を開催しました。
昨今、子どもの理科や科学離れにともない、モノ作り教育や体験型教育の必要性が高まっています。また、IT技術が急速に発展しグローバル競争が激化する中、優秀なIT人材の早期育成が国家政策として考えられており、学校の授業にパソコン操作などのIT教育を取り入れる学校が増加しています。
日立システムでは、これまで学生にITソリューションの仕事を疑似体験させ、正しい職種理解を促す「SE大學」や、新入社員教育の中のロボットを動かすプログラミング教育など、ITに関するユニークな教育を行ってきました。この度、これらの過程で培ったさまざまなノウハウを基に一般用学習教材として開発し、プログラミングの成果をレゴ社のロボット教材「教育用レゴ マインドストーム」で動かすというITを体験する教室を開催し、14組(総計45人)の当社社員の親子が参加しました。
この取り組みは、政府主導で進められている「ワーク・ライフ・バランス」月間(10~11月) と「家族の日」(11月15日)に開催することで、従業員が自らの働き方や生活を見つめ直し、家族のきずなを考える機会作りとしても実施したものです。
当日は、親子で助け合いながらプログラミングし、お父さんの仕事の一端を体験することで仕事への理解が深まるなど、家族のきずなを深める場となりました。プログラミング終了後には、各自が作成したプログラミングでロボットを動かす競技大会をおこない、参加者たちは歓声をあげて応援しあうなど、大盛況のうちに終了しました。
日立システムは、今後もCSR活動を推進し、広くIT人財の育成に貢献するとともに、ワーク・ライフ・バランスへの取り組みに注力していきます。
「親子で体験!IT教室」の風景
「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)推進」に関連した社会の主な活動
・内閣府、日本経団連 / 家族の日(毎年11月第3日曜日)・家族週間(家族の日の前後1週間)
「安心して子供を産み育てることのできる社会の実現」のため、家族や地域のきずなを再生する活動
・厚生労働省 / 労働時間適正強化月間(毎年10月~11月)
時間外・休日労働の削減や労働者の健康管理のための活動
「レゴ マインドストーム」について
レゴ社がMIT(米国マサチューセッツ工科大学)と共同開発し、1998年に「RCX」を発表しました。ロボットの心臓部である「RCX」「NXT」と呼ばれるマイクロプロセッサーが組み込まれたインテリジェントブロックで、これにプログラミングすることによって、レゴブロックで組み立てた自律型ロボットが自由でユニークな動きができるようになります。
当社は2009年から、「教育用レゴ(R) マインドストーム(R) NXT」を新入社員導入教育カリキュラムに採用しています。
「教育用レゴ(R) マインドストーム(R) NXT」の詳細:http://www.legoeducation.jp/mindstorms/
商標名称等に関する表示
・「レゴ」「レゴのロゴマーク」「マインドストーム」「マインドストームのロゴマーク」は、レゴ グループの登録商標です。
・(c)LEGO, the LEGO logo, MINDSTORMS and the MINDSTORMS logo are trademarks of the LEGO Group. (c)2009 The LEGO Group.
・その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。