株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、取締役社長:林 雅博/以下、日立システム)は、環境負荷のさらなる低減を目指して紙文書や図面などのイメージ文書の管理を支援する機能を拡充した「ラビニティ One 02-00」を5月20日から販売開始します。
日立システムは、ドキュメントソリューション「ラビニティ シリーズ」の主要製品のひとつとして、オフィス文書の管理や協働での文書作成を支援する「ラビニティ One」を提供しています。「ラビニティ One」は、リッチクライアント技術を用いた操作性の高い画面と、協働での文書作成を支援するワークスペース機能を特長とし、オフィス環境における快適な文書の一元管理と管理コストの削減を実現するWebシステムのアプリケーション製品です。また、紙使用量の削減など、環境負荷の低減に貢献する製品として、日立グループの環境適合製品にも認定・登録されています。
新機能では、オフィス文書だけでなく、紙文書や図面などのイメージ文書を効率よく管理する機能を強化することで、紙使用量の一層の低減、検索・参照などの作業量の低減、車による文書配送コストの削減、文書の保管場所の削減を実現し、環境負荷の低減にさらに貢献します。
「ラビニティ One 02-00」の特長
- イメージ文書を思い通りに参照できる専用のWebビューア
Webビューアにより、イメージ文書をマウス操作で拡大・縮小表示や90度ごとに回転させるなど、思い通りに参照できます。A1図面などの大判イメージもスムーズに参照できます。 また、ページ数が多いイメージ文書も、ページ転送機能により初期表示が早くストレスなく参照できます。
- イメージ文書を効率的に登録できるドキュメント一括登録ユーティリティ
ドキュメント一括登録ユーティリティにより、登録するイメージ文書を確認しながら属性情報を付与して一括登録することができます。折れ曲がって読み込まれたイメージ文書も登録する際に確認でき、登録文書の精度を維持できます。
- 登録したイメージ文書を簡単に編集できるクライアントサーバシステム版イメージクライアント
登録したイメージ文書を直接編集でき、すぐにサーバーへ反映します。サイズの大きな文書でも、全体像を見ながら必要な場所を拡大表示するパンウインドウなど、多彩な機能を提供しています。
さらに今後、デジタル複合機やスキャナから読み込んだイメージ文書を、ラビニティOne上の特定のフォルダに自動登録する機能も追加予定しており、環境に配慮した機能を強化していきます。
日立システムは、「ラビニティ One」を幅広い業種のお客さまに向けて販売しています。販売パートナーとも協力し、製品およびカスタマイズ、システムインテグレーションなどの文書管理ソリューション全体で、2011年度までに約50億円の販売を目標としています。
イメージ文書の操作イメージ
「ラビニティ One 02-00」の価格、出荷開始時期
製品名 *1 |
概略仕様 |
価格(税込) *2 |
出荷開始日 |
ラビニティ One Express |
登録ユーザー数の目安:50人
文書数上限:100万文書 |
1,575,000円~ |
5月20日 |
ラビニティ One Standard |
登録ユーザー数の目安:300人
文書数上限:300万文書
各機能を別マシンにインストール可能 |
3,675,000円~
(販売一周年キャンペーン: 3,129,000円~
2010年9月受注分まで) |
ラビニティ One Enterprise |
登録ユーザー数/文書数上限:無制限
各機能を別マシンにインストール可能
(各機能1CPU分を本ライセンスに含む) |
9,975,000円~ |
ラビニティ One イメージクライアント |
(オプション製品)
1ユーザーライセンス
ボリュームディスカウント対象製品 |
15,750円~ |
ラビニティ One ドキュメント一括登録 ユーティリティ |
(オプション製品)
1ユーザーライセンス
ボリュームディスカウント対象製品 |
157,500円~ |
*1
前提製品としてクライアントに「Adobe Flash Player」、「Adobe Reader」、サーバーに「Oracle Database」または「HiRDB」、「Microsoft Office 2007」が必要となります。
データベースを同梱した、割安で簡易セットアップ可能なバンドルセットをご用意しています。
*2
前提製品およびシステム構成による追加ライセンスを含まない場合の標準価格です。なお、保守サービスは別途有償での提供となります。
「ラビニティ」について (http://www.hitachi-solutions.co.jp/libinity/)
ラビニティは[library(図書館)]と[infinity(無限大)]を組み合わせた名称であり、コンテンツの無限の可能性を追求する日立システムのドキュメントソリューション商品群の統合ブランドです。
「ラビニティ One」のご紹介
URL:
http://www.hitachi-solutions.co.jp/libinity-one/
環境配慮型製品について (http://www.hitachi-solutions.co.jp/company/csr/pf03_ambience.html)
ラビニティ Oneは、環境に配慮した製品です。株式会社日立製作所および日立グループの「環境情報表示制度」に準じており、「環境適合製品」に登録しています。
商標名称等に関する表示
- ラビニティは、株式会社日立システムアンドサービスの登録商標です。
- Oracleは、米国Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の登録商標です。
- Adobe、FlashおよびReaderは、Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の米国ならびにその他の国における登録商標または商標です。
- Microsoft Officeは、米国Microsoft Corp.の商品名称です。
- Microsoftは、米国およびその他の国における米国Microsoft Corp.の登録商標です。
- HiRDBは、株式会社日立製作所の日本における登録商標です。
- その他、記載している会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。
製品、ソリューションに関するお問い合わせ先
株式会社日立システムアンドサービス
パートナー営業本部 プロダクトソリューション第1営業部
渚(なぎさ)、土肥(どひ) TEL:03-6718-5804
門馬(もんま)、田中(たなか) TEL:06-6647-9406
E-mail:libinityone@hitachi-system.co.jp