日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立システム)は当時のものとなっております。

2010年5月11日
株式会社日立システムアンドサービス

日立システムがクラウド環境でECサイトを構築・運用するサービスを提供開始
急なアクセス増にもサーバ増減で柔軟に対応でき、従量課金によるコスト削減も実現

 株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、取締役社長:林 雅博/以下、日立システム)は、クラウド環境を利用することで急なアクセスの増加にサーバを増減することで柔軟に対応でき、従量課金によって運用コストの削減を実現できるECサイトを構築・運用する「クラウドECサービス」の提供を5月12日から開始します。これにより、既に提供を開始している「通信販売業向けトータルソリューション」のサービスメニューに「クラウドECサービス」を追加することで、クラウド環境に対応したシステムを実現します。
 昨今、大規模ECサイトの運営では急なアクセス増などに対応するシステムリソース確保の問題や、中小規模サイトでは構築・運用にかかるコストの問題などが課題となっているのが現状です。
 今回、提供を開始する「クラウドECサービス」は、パブリッククラウドの環境としてAmazon Web Services(以下、AWS)やクラウド環境の構築を支援する「RightScale」などを利用することで、大規模から中小までのECサイトの構築・運用を実現します。「RightScale」のオートスケール機能により、アクセス数の増減に応じてサーバリソースを自動的に増減することが可能となります。これにより、ECサイトにおいてタイムセールやキャンペーンなどで急にアクセスが増加した場合に、サーバの許容範囲を超えることで機会損失が発生していたものを防ぐことができるようになります。また、AWSは、サーバの利用時間に応じた従量課金により、オンプレミスのシステムに比較して大幅なコスト削減も実現できます。
 日立システムは、これまでも個人&法人向けインターネットショップ構築パッケージ「SI Web Shopping」などの製品を利用したECサイトの構築実績が多くあります。これらのパッケージを利用したECサイト構築においてもクラウド環境のメリットを活かしたシステムを提供していくとともに、独自のECサイトを構築している企業におけるオンプレミスからクラウド環境への移行、オンプレミスとクラウド環境の併用(ハイブリット・インテグレーション)などを推進していくことで、「クラウドECサービス」全体で、今後3年間で約10億円の販売を目標としています。

「クラウドECサービス」のご紹介

URL: /cloud-ec/

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製品・サービスに関するお問い合わせ先

株式会社日立システムアンドサービス
東京第一営業本部 第五営業部 今村、前原 TEL:03-6718-5817
関西営業本部 産業システム第一営業部 小林、原田 TEL:06-6647-9408
E-mail:ec-sol@hitachi-system.co.jp

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