株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、取締役社長:林 雅博/以下、日立システム)は、カナダCiRBA(シルバ) Inc.(本社:カナダ トロント、CEO:Gerry Smith/以下、CiRBA社)とサービスプロバイダ契約を締結し、CiRBA社が開発した分析ソフトウェア「CiRBA Data Center Intelligence」を活用し、顧客が仮想化環境やクラウド環境へ移行する上でのシステム分析や削減効果などを評価する「仮想化アセスメントサービス」の提供を7月7日から開始します。日立システムは、「仮想化アセスメントサービス」を「ITリソース最適化ソリューション」のラインアップに追加し更なる拡販を行っていきます。
昨今、企業システムにおいても仮想化技術の本格的な普及が進みつつあり、サーバ仮想化を導入する企業が大規模を中心に年々増加しています。また、仮想化の目的も高性能なハードウェアで集積率を高めコスト削減を実現するだけでなく、ビジネスの急激な変化に対応できる柔軟なITインフラの構築まで、その活用範囲を広げつつあります。
今回、提供を開始する「仮想化アセスメントサービス」は、仮想化環境への移行や、仮想化を利用したクラウドコンピューティング環境への移行を実施する前段階で、お客様の既存システムのサーバや利用しているデータセンタなどのシステム環境の分析を行い、移行した際の導入効果などをレポートで報告するサービスです。既存システム環境の分析には、CiRBA社が開発した分析ソフトウェア「CiRBA Data Center Intelligence」を利用することでネットワーク経由でサーバなどのITリソースの使用率などを測定することができ、システムの現状を正確に「見える化」できます。収集されたデータを基に日立システムの専任技術者が分析を行い、仮想化やクラウドコンピューティングに移行する際の最適なITリソースなどのシステム環境をレポートで報告します。
日立システムは、「仮想化アセスメントサービス」を「ITリソース最適化ソリューション」の製品ラインナップに追加し、「仮想化アセスメントサービス」にて分析・評価した顧客の仮想化やクラウドコンピューティング環境への移行によるシステムの受注拡大を図り、「ITリソース最適化ソリューション」全体で今後3年間で約10億円の販売を目標としています。
今回のCiRBA社とのサービスプロバイダ契約締結に関して、CiRBA社の代表取締役社長兼CEOであるGerry Smith氏から、以下のコメントをいただいています。
「我々が信頼するサービスプロバイダの一社に、日立システムが加わったことを誇りに思います。日本市場における日立システムの能力や評価は、CiRBAがアジア太平洋地域で存在感を高める原動力となるでしょう。」
日立システムでは、「仮想化アセスメントサービス」の提供開始に伴い、2010年7月31日まで、無償キャンペーン(対象サーバ25台以内、実施期間1ヶ月以内の前提にて)を実施します。
CiRBA社について (URL: http://www.cirba.com/)
CiRBA社は、主要なシステムインテグレータおよびグローバル5000の企業が、物理および仮想インフラストラクチャをインテリジェントな計画と管理によって安全に効率を最大化することを可能にするデータセンタ・インテリジェンス(DCI)ソフトウェアのリーディング・プロバイダです。
「仮想化アセスメントサービス」のご紹介
日立システムのクラウドソリューションへの取組みについて
日立システムは、日立グループのクラウドソリューション体系である「Harmonious Cloud」のもとに「ハイブリッドインテグレーション」を積極的に展開しています。
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東京第1営業本部 第1営業部 松田、笹井
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E-mail : v12n-sales@hitachi-system.co.jp