日本鋳鍛鋼株式会社様 Palo Alto Networks Productsの導入事例やシステム構築例を紹介|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズにお問い合わせください。

Palo Alto Networks Productsの導入事例

日本鋳鍛鋼株式会社様

※「PAシリーズ」は「次世代ファイアウォール」に名称が変わりました。本事例内容は公開当時のものです。

アプリケーションの可視化により、セキュリティの向上を実現

大型鋳鍛鋼品(各種発電プラント、各種産業機械、大型船舶部品など)の製造・販売を中核事業とし、特色ある技術の創造と優れた製品の提供を通じて、産業の発展と人々の暮らしに貢献している日本鋳鍛鋼。1970年の創業以来、高品質な商品・サービスの提供、提案型ビジネスの追求、顧客との信頼関係の醸成・維持などお客さま第一の経営を行っています。今回、Palo Alto Networks PAシリーズの導入により、アプリケーションを可視化。セキュリティの向上を実現しました。

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導入前の課題

グローバル化により、海外との情報のやり取りが増加

導入前、日本鋳鍛鋼ではネットワークシステムの改善ならびにセキュリティ対策においていくつかの課題がありました。

  • OA化に伴いシステムのレスポンス劣化が顕在化し、業務系システムに遅延が発生していた
  • グローバル化が進む中で海外との情報のやり取りが増加し、セキュリティ向上ならびに通信の「見える化」が急務であった

選択のプロセスとポイント

収集したデータの活用しやすさ、操作性の良さがポイントに

上記の課題を解決するために、製品・ソリューションの選定を開始しました。当初は、一般的なネットワークアナライザや他のセキュリティ製品を検討していました。しかし課題を全て解決することができず、日立ソリューションズ西日本よりPalo Alto NetworksのPAシリーズを御紹介いただきました。

「PAシリーズの提案をいただくまでは最適なソリューションがなく、ネットワークの遅延対策ならびに通信の見える化に関しては市販のネットワークアナライザの検討を進めていました。しかし、検討していた製品では操作性の問題やデータ取得後の解析スキルが必要でした。」(生産技術部 システムグループリーダー 麻生氏)

ネットワークアナライザと比較してもPAシリーズは接続後すぐにアプリケーションの可視化が可能となり、データ収集後の見やすさならびに操作性も良く、前述の課題へのソリューション要件にマッチしました。また、PAシリーズでは既存のURLフィルタリングの専用機と統合する事が可能で、将来的なランニングコストの削減が期待出来る点も高く評価できます。

導入後の効果

アプリケーションの可視化により、通信障害の原因の特定が可能に

ネットワーク遅延が原因と思われる音声通信の障害が発生しておりましたが、PAシリーズを導入しアプリケーションの可視化を実施する事で、通信障害の原因となるアプリケーションならびにサーバの特定が可能となりました。また、現在はPAシリーズでは可視化のみの設定としていますが、将来的にはアプリケーションを制御するポリシーを追加していきます。
「従業員が使用するパソコンに対して統一の設定、共通のアプリケーションのみをインストールする事でセキュリティ強化を図っておりましたが、ゲートウェイタイプのPAシリーズを導入する事でクライアント側の対策状況によらない画一的なセキュリティ対策が施せます。」(麻生氏)

ネットワーク構成図

今後の期待

機能をさらに活用し、より一層のセキュリティ強化を目指す

「現在はThreat Preventionのうち、アンチウイルスとアンチスパイウェアのみを有効にしていますが、将来的にはIPS機能も活用し、さらなるセキュリティ強化を進めたいと考えております。また、PAシリーズではどのユーザがどのアプリケーションを使用しているか簡単に判明しますので、今後は本製品を導入した事をアナウンスすることで、従業員への抑止力として働く事も期待しております。」(麻生氏)

日本鋳鍛鋼株式会社様

所在地 〒804-8555  北九州市戸畑区大字中原字先ノ浜46番地59
創立 1970年
URL http://www.jcf.co.jp/

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本事例の内容は2011年2月22日公開当時のものです。

最終更新日:2024年10月1日