株式会社テレビ鳴門様 Palo Alto Networks Productsの導入事例やシステム構築例を紹介|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズにお問い合わせください。

Palo Alto Networks Productsの導入事例

株式会社テレビ鳴門様

※「PAシリーズ」は「次世代ファイアウォール」に名称が変わりました。本事例内容は公開当時のものです。

帯域浪費の原因を解析し、ネットワークシステムの更改コストを大幅削減

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既設システムがボトルネックに

秋岡 大喜 氏秋岡 大喜 氏

ケーブルテレビ事業者にもデジタル化の波は押し寄せており、テレビ鳴門様では昨今の急激なトラフィック増大に伴い、既設のネットワーク・セキュリティ装置がボトルネックになるという状況。特に、帯域制御装置は帯域幅に応じたライセンス購入が必要となり、ランニングコストが莫大になります。

「テレビ鳴門では、今後Wi-Fiサービスの展開を視野に入れており、スマートフォンに代表されるモバイル端末等からのさらなるトラフィック増大が予想されることから、ネットワークシステムの再編が急務でした。」と語るのは、株式会社テレビ鳴門の秋岡 大喜 氏。

1チャネルあたり40Mbpsだった通信速度が、新しい規格の登場により4チャネル分を束ねることでユーザトラフィックに求められる速度が 100Mbpsを超え、ますますケーブルテレビ事業者にも設備の高速化が求められております。

「限られた予算の中で、最大限にシステムを増強する」という命題に対して、テレビ鳴門様が導き出した答えは、次世代ファイアウォールのPAシリーズでした。

帯域を圧迫するアプリケーションの特定からマーケティング活動まで

春藤 佑有大 氏春藤 佑有大 氏

同じく株式会社テレビ鳴門の春藤 佑有大 氏は、展示会で見かけたPAシリーズの印象をこう語ります。
「既存のネットワークシステムでは、パフォーマンス劣化の原因究明が非常に困難でした。PAシリーズはある展示会で初めて見かけたのですが、従来のファイアウォールと大きく異なり、リアルタイムにアプリケーションやユーザの使用状況を把握出来る機能に大変驚き、この製品なら帯域浪費の原因となっているアプリケーションとユーザを特定出来ると期待しました。」

「使用されているアプリケーションのトレンドを分析することで、契約者であるユーザ様のニーズがどこにあるのか、というマーケティング分析が可能になることもPAシリーズを選定した大きな理由の一つです。」(秋岡氏)

アプリケーション識別機能を帯域浪費の原因特定のみに活用するのではなく、ユーザニーズの把握へと拡大されている点は、まさしく通信事業者様ならではのPAシリーズ活用方法だとうなずけます。

優れたアプリケーションの可視化能力とコストパフォーマンス

冒頭でご紹介したとおり、テレビ鳴門様は、爆発的なトラフィック増大による既設ネットワーク装置のボトルネックに悩まされていましたが、 今回PA-5020をご導入頂くことでアプリケーションの利用状況を的確に把握することが出来るようになりました。

「PAシリーズは、アプリケーションの可視化結果が特徴的で非常に見やすく工夫されています。ネットワーク全体を管理する立場としても、実運用で作業工数の削減につながると感じています。またPAシリーズは、既設帯域制御の帯域幅毎のライセンスを購入するコストと比べても圧倒的にコストパフォーマンスが高く、かつ不適切な通信の疑いがあるアプリケーションを制御することで、上位回線の余分な使用料も大幅に削減することが可能になると考えています。」(春藤氏)

公平性が確保された通信環境の実現へ

Palo Alto Networks PAシリーズPAシリーズ設置の様子

「時折、ユーザ様から動画サイトを閲覧する際に動画が止まってしまうという声がありました。しかし、PA-5020を導入してからは、ファイル共有ソフト等を有効に制御することにより、ある観点から見れば公平性が確保された通信環境をユーザ様に提供出来ていると自負しております。今後は、アンチウイルスやIPS等のセキュリティ強化機能の実装も検討し、安定したサービス提供に留まらない、新しい付加価値の提供を実現したいと考えております。」(秋岡氏)

株式会社テレビ鳴門

株式会社テレビ鳴門は、1998年に鳴門市・鳴門商工会議所・経営者の方々の出資により、第三セクターとして出発しました。徳島県鳴門市をエリアとするケーブルテレビ事業者として、地上波およびBS・CS放送再送信サービスをはじめとしインターネット接続サービス等、安定したサービス提供を行っております。またKDDIと業務提供し、2012年1月より県内初めてとなる「ケーブルプラス電話」サービスを開始しました。さらなるケーブルテレビの付加価値と可能性を追求し、テレビ鳴門がコミュニケーションの発信基地のひとつとなれるよう、よりよい地域ネットワークの構築に向け邁進します。

本社所在地 〒772-0017  徳島県鳴門市撫養町立岩字四枚74番地 株式会社テレビ鳴門
創立 1998年
URL http://www.tv-naruto.co.jp/

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本事例の内容は2012年11月5日公開当時のものです。

最終更新日:2024年10月1日