PLMソリューション
産業IoTプラットフォーム『ThingWorx』
IoTという言葉が登場して数年経ちました。
製造業のDXを進めるうえで欠かせないキーワードとなっています。
ただ『リモートモニタリングからの遠隔支援』と『設備稼働率の最適化』といったようなサービス部門と製造現場部門での使い方の違いによって別々のシステムが必要になるなどちょっとしたことが障壁となって『やっていかなくてはいけないね』という状態から一歩踏み出せない企業が少なくありません。
ThingWorxは産業ユース、製造業のDXに特化して設計されていますので、スマートファクトリー遠隔保守、スマートプロダクト、従量課金といったことを実現することができます。
IoTアプリケーションに必要な要素とは
IoTアプリケーションには『接続性』『開発性』『利便性』が必要不可欠です。
設備や製品、DB、システムとの接続性。簡単に見たい情報を表示させられるような開発性。
PCやモバイル機器、AR機器などといったさまざまなデバイスからの利便性。
これらの要素がそろっていないと、それぞれに異なるソフトウェアメーカーとやりとりをしないといけません。
接続性=多様な装置やシステムと容易につながります
ThingWorxはさまざまな接続手段を用意しています。スマートファクトリーにもスマートプロダクトにも対応できる接続性を持っています。あらゆる設備、製品、DB、システムと通信手段(有線、無線または携帯電話網)を問わずに接続します。
開発性=ローコードでアプリケーションを開発できます
ThingWorxのアプリケーション画面開発ツールには簡単にアプリケーションを開発できる部品が備わっています。お客さまは部品をドラッグ&ドロップで配置し、部品の動作、色、サイズなどの設定を行っていくことで迅速にアプリケーションを開発することができます。
もちろんお客さま独自の画面部品を実装することも可能です。
利便性=ARなどと連携し製造業のDXにつなげます
IoT アプリケーションは運用していくと参照ユーザーや参照したい情報が変わり、改修が発生します。
ThingWorx では改修したアプリケーションをデプロイなどの特別な操作をせずにすぐに使用することが可能で、更に機械学習などへの展開も可能です。
ThingWorxはAR製品『Vuforia』への連携も可能です。
例えば生産設備からIoTで取得した稼働データをARに連携し、スマートグラスやタブレット越しに設備を眺めると稼働状況を『アンドン』のような形で空間に表示させることも可能です。
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