切削加工最適化サービス
人と設備に依存しないモノづくりをめざしクラウドにてサービス提供
加工中の加工負荷および工具・ワークのたわみによる加工誤差を算出し、NCデータ中の送り速度と工具の位置座標を自動補正することで、加工品質向上および生産性向上を実現します。
1.より高品質に
- 工具たわみ補正
- 主軸剛性測定
- ミーリング
本サービスでは、ミーリング加工において工具たわみが加工誤差の主要因であることに着目し、工具たわみと寸法公差に基づいて工具の位置座標を自動補正することで加工精度を向上します。これにより、荒加工でも高精度加工が可能なため、中仕上げ加工の工程削減も期待できます。
また、日立独自開発の主軸剛性測定装置を用いて加工設備の主軸剛性を判定することで、より高精度に工具たわみを予測することはもちろん、各加工設備に適したNCデータを提供できます。
- ワークたわみ補正
- ワーク剛性測定
- ターニング
ターニングの長尺ワークでは加工箇所によって剛性が異なり、低剛性部では切削力によりワークがたわみ工具から逃げることで、加工誤差が増大してしまう問題があります。本サービスではこの問題解決のため、あらかじめ加工設備・ワークの剛性を測定しておき、これらを用いて加工中のワークたわみを予測します。その後、予測したワークたわみに基づき工具の加工パス(位置座標)を補正することで加工精度向上を実現します。
2.より速く、より安く
- 送り速度補正
- 加工負荷平準化
- ミーリング
- ターニング
切削シミュレーションより加工負荷を算出し、得られた加工負荷に応じて工具の送り速度を自動で補正することで、加工LTの短縮および加工品質の安定化を実現します。また、加工負荷を平準化することで工具の摩耗を抑制し、工具寿命の延長および工具費用削減を実現します。