多種多様な社員が活躍する日立ソリューションズ。
個性豊かな社員たちに、仕事のやりがいや
印象に残っている業務を語ってもらいました。
営業統括本部
通信・社会営業本部
2016年入社
「効率」と「情緒」を駆使した
ハイブリッドな営業。
内定を辞退してまで、ここで働きたいと思った。
実は、大学4年生の夏の段階で日用品メーカーの内定を貰っており、入社を考えていました。ところが、自分の性格を見つめ直したときに、「効率的に物事を進められること」が自分の強みだと気づいたのです。こういった自己分析から就職活動の軸を考え直したところ、ITの分野ならばこの強みを活かして、世の中をより良い方向に変えていけるのではないかと考え、就職活動を再開しました。日立ソリューションズを志望したのは、お客さまの要望を伺う段階から、製品をつくって納品するフェーズまで、一括で担える技術力があり、お客さまのあらゆるニーズに応えられると考えたからです。現在は、大手通信会社さまのアカウント営業を担っています。通信量に対する料金管理のシステムや、お客さまの社内システムのセキュリティ管理ツールなど、幅広い課題に対してさまざまなサービスをご提案しています。
コロナ禍だからこその営業手法。
仕事をするうえでのこだわりは、お客さまにとにかく親身になることです。打ち合わせや提案で、お客さまと議論をする機会が多くあるのですが、「その場では実は言えなかったことがお客さまの中にあるのでは?」と考え、個別に電話で感触を聞いています。そうすることで、会議で拾いきれなかった内容をヒアリングでき、よりよい提案につながるのです。特にオンラインでは、なかなか本音は引き出しづらいもの。コロナ前は、帰りのエレベーターで「正直、いかがでしたか?」とコミュニケーションを取れていましたが、オンライン環境では、電話やメールなど、こちらからの積極的な働きかけが求められますね。スケジュール管理や作業は効率的に行いますが、お客さまに対しては、情緒的に接することも必要です。ロジカルとエモーショナルを使い分けているとも言えますね。また、営業はSEと比べると専門知識では劣ります。しかし、お客さまとSEの橋渡しとしてニーズを明確に理解し、適したソリューションを提供するという業務は、営業としての経験を積み重ねてきたからこそできるものだと自負していますね。
営業を経験したから抱いた、次の目標。
今年度から、後輩の育成も担当しています。私の育成スタイルは、まず自分のやり方を見せ、その後に実際に取り組んでもらいながらサポートしていくという手法です。人によっては「失敗から学ぶ」という考えで、ある程度後輩に任せることもあるかと思います。もちろん、その側面も理解できますが、効率的な学びにはある程度の導きが必要だと考え、この方法で育成をしています。今後挑戦していきたいキャリアは、デジタルマーケティングです。営業として8年間働くなかで、営業戦略や商品企画の重要性を学びました。次は私自身がマーケティング側にまわり、営業職をサポートしていきたいと考えています。
就活生へ向けたメッセージ。
コロナ禍ということもあり、大学やアルバイトの先輩方と異なる就職活動をしなければならないでしょう。不安も大きいかと思いますが、私自身の経験ですと、就職活動は「自分自身が社会にどのように貢献していきたいか」について考えるキッカケになります。採用面接の際には、ぜひその想いを面接官に熱く伝えてください。そしてご縁があり当社に入社することになりましたら、一緒にITで変革を起こしていきましょう。
後輩からの一言
いい兄貴分のような存在です。1を質問すると10で教えてくださる方なので、非常に学びが多いです。また、先見の明にも優れていると感じます。私がミスをしそうな箇所に対してあらかじめ注意喚起をしてもらえるため、安心して業務に臨めています。