Q.どのようなキャリアを積んできましたか？

石井

私は、入社当初は金融・証券会社を営業担当し、子育て環境をふまえ名古屋へ異動しました。復職後、2年前から課長となり、マネジメント業務に注力しようとし始めている段階ですね。

大野

私は、建設業のお客さま向けにシステムエンジニアを担当しています。4年前から2年間の大きなプロジェクト開発のプロジェクトリーダーを担当し、復職後2年前からプロジェクトマネージャーを任されていますね。

牛田

私は、ITプラットフォームの開発を経験した後、製品の保守業務を担当し、プロジェクトリーダーを担当してきました。復職後もリーダーを任されました。

Q.育児と仕事の両立にむけて、
苦労されていることと工夫されていることはありますか？

石井

色々と試行錯誤した結果、自分だけですべてをやろうとしないことは、意識してます。
娘がまだ小さいときは定時後の重要な打ち合わせや懇親会があっても参加できず、急な呼び出しで早退や年休も多く、まともにチームに貢献できてない焦りがありました。一方で帰宅後は、慣れない業務で疲れ切った状態で、育児・家事という名の第二ラウンドが始まり、毎日気を失うように寝ての繰り返し。0歳～1歳くらいの時の子どもの記憶がないくらい切羽詰まってたわりに、どちらも中途半端に感じ、あの時は人生で一番辛かったし痩せました（笑）

大野

分かります！私も子どもが小さい時は休みがちになることが多かったので、自分の作業内容を伝えるように意識していましたが、仕事が多忙な時は、育児が終わった後に仕事に戻ることもありましたね。寝落ちもありましたが・・・（笑）

牛田

そうなんですよね、コロナの影響で子どもの保育園が休園となり、子どもが家にずっといることが多く、「もう、おしまい！」といってPC閉じられてしまうこともあり、子どもがいると仕事にならない状況でしたね。

石井

振り返ってみて今思うのは、我々はチーム営業なので個人がそこまで気負う必要もないなということですね。今の当社は在宅勤務も活用できますし休みも時間単位で取得可能になってるので、各人の事情に合わせ時間や場所を柔軟に選択しながら、チームとして成果が出れば良いのかなと考えています。

大野

私も会社の制度はフル活用しています。子どもが小さいうちは、時短勤務を利用して働いていました。子どもが幼いと保育料も高かったので、育児・仕事両立支援は助かりました。また、家庭のイベントなどで外せないものがある時は、予定を事前ブロックし、チームメンバに周知しましたが、皆が理解し、温かく受け入れてもらえましたね。

牛田

確かに、育児・仕事両立支援は助かりましたね！休暇制度として、子の看護休暇なども利用できるので、突発的なことがあっても休める環境・働ける環境はあると思いますね。私は、基本、在宅勤務なので、お昼休みに家事をしています。出社だとできないので、ありがたいです。

石井

最近は自分というより、部下が子育て世代になってきたので、男性含め育休取得できるよう、また急な中抜けや休みにも慌てず業務継続性を保てるようなチームつくりをしていきたいと思っています。極力二人以上で案件対応を行う、状況や入手した情報はタイムリーにチーム内へ共有するなどすぐできる工夫は始めてますが、効率性とのバランスも考慮しながらメンバの意見を取り入れて最適な形を見つけていきたいです。

Q.学生・求職者へのメッセージをお願いします

牛田

説明会や面接などでいろいろな業種の企業を見ることができるいい機会なので、辛くて大変なこともあると思いますが、楽しみながらご自身に合った会社に巡り合えると良いですね。巡り合った会社が当社だったら嬉しいです。

大野

就職活動では、仕事内容に目が向きがちですが、まずは自分が今後どのようになりたいか、を考えてみてください。仕事はもちろん、プライベートの過ごし方、ライフプラン含めてですね。そのうえで、さまざまな会社を見て、人に会ってみるとよいと思います。自分の求める姿が実現できると感じられる会社に出会えることを祈っています。また、仕事については、希望している仕事をやっている会社に入社できたとしても、それができるとも限りませんし、やりたいことが変わることも多々あると思います。入社してからも、是非、手を挙げて自分のやりたいことを実現するようチャレンジする心を持ち続けてほしいと思います。

石井

当社は大手企業のお客さまが多く、その分抱えていらっしゃる問題も複雑で多岐に渡りますが、幸い当社にはあらゆる分野のエキスパートがおりまして、特色あるソリューションも豊富にあります。ひとりで完結できる仕事は少ないですが、さまざまな得意分野を持つ方々を巻き込みながら共通のゴールに向けて物事を前進させていくこと、それをスピード感を持って進めていくことに面白味を感じる方にとっては、活躍できる機会が多くあります。事業と共に個人としても成長できる喜びをぜひ一緒に味わっていきましょう。