Salesforce導入の失敗事例と対策
Salesforce導入を失敗する会社を
ゼロにするために
Salesforce導入の失敗事例と対策
~日立ソリューションズのSalesforce導入支援は なぜ ほかと違うのか~
日立ソリューションズは、Salesforceの効果的な活用により自社の営業成果を短期間で飛躍的に向上させることに成功しました。なぜその成功が実現したのか。それは、過去の自社の失敗ポイントに学び、そのポイントを踏まえて対策を打ったからです。
貴社でも下記のような失敗を抱えていませんか?
SFA導入に失敗する典型例
経営幹部
- 思い付き…課題状況の異なる他社の成功事例を自社に導入しようとする。
- 誤解…導入すれば営業が自動的に改善されると思っている
- 誤解…学び活用するのは現場の仕事という決めつけ
推進部門
- 他人事…そもそも導入の目的が理解できていない
- やらされ感…推進者に選ばれたので仕方なく対応する。
- 連携不足…案件管理のデジタル化で終わってしまい、登録した情報の共有や関連業務プロセスの連携に踏み込めていない
情報システム部門
- 導入意図の誤解…導入の意図をくみ取れず従来業務に終始してしまう
- 危機意識の欠如…安易な発想によるシステム開発、システム接続が常態化
利用部門
- 導入意図の誤解…業務理解が浅く導入の目的がわからない・知ろうともしない
- 変化への抵抗…新しいことが面倒、非効率でも今までのほうが楽という思考
誤解01
社内共通の誤解「営業部門・営業員だけが使うものだと思っている」
SFAは「経営」「業務」「文化」を改革するツールです。経営が変われば業務が改善し、業務が改善すれば社内に効率化の文化が生まれます。営業部門・営業員だけのものと捉えず、経営スタイルと目的を勘案し、全社員で導入・活用することで、SFAはその導入効果を発揮し始めます。
<実体験>日立ソリューションズではこの誤解をこう改善・解決した
“本当に上手く活用できるのか?”とか、“推進役が全社をどうやって取りまとめていけばいいのか”などの不安の声もありました。。でもそれは、そのあとのジャンプのために膝を曲げている期間と捉える発想が必要だと思います。最初は困難かもしれないですし、事実、当社でも困難でした。でも、SFA導入が成功したときの夢のような姿を描き、継続することが必要です。
日立ソリューションズでは、Salesforceの活用を営業部門以外にも広げるために、株式会社セールスフォース・ジャパンの社内向けビジネスチャットツール「Chatter」を活用しました。Salesforceはデータを共有することに意味のあるツールですが、それが一人、また一人と理解され始めると、営業部門で何か困りごとが生じたとき、会ったこともない営業以外の部門の人がChatterへの書き込みによって助けてくれるようになりました。これはSNSでみんなが盛り上がるのと同じ発想です。助けることを押し付けるわけでも専任者を任命したわけでもなく、自然発生的にそういう空気が社内に生まれてくる。ツールを使うというと新しいことのように思えるかもしれませんが、草の根的に広がっていくのです。
今や、1年目や2年目の社員の中には“SFAを使っていない時代にどうやって情報を整理していたのか想像もつかない”という社員もいます。場合によってはベテラン社員が新人から“なぜSFAに入力してくれていないんですか?”と指摘されることまであります。
誤解02
上層部の誤解「導入さえすれば業績が伸びると思っている」
SFAはビジネス状況の可視化と情報共有を実現する道具であり、ビジネス状況の正確な入力とそれにもとづく上長からのアドバイスなどがSFA内で公開・共有・活用されて初めて、業績の向上につながります。
<実体験>日立ソリューションズではこの誤解をこう改善・解決した
多くの会社では、SFA導入を幹部が決定します。その意思決定を本当に企業の成長に生かすには、幹部自身も使うことが重要です。幹部自身が利用することで、”あの幹部も使っているんだな”と現場に範を示すことができます。
SFAの運用を開始のタイミングでは、とにかく幹部のもとへ通い“SFAを使いましょう”と言い続けました。使い方をレクチャーしつつ、最終的にはSFAの活用により報告のための会議をなくすことが目標でした。会議がなくなり社員に新たな時間が生まれれば、営業部員はお客さまのところへ行く時間がより確保できるわけです。
誤解03
社員の誤解「導入すると負荷が上がってしまう」
従来の業務に加えてSFAを導入すれば当然負荷は上がってしまいますし、従来の業務をただ置き換えるだけではSFA導入の十分な効果は得られません。BPRの視点に立ち、抜本的に業務改革を行うことで、SFAは導入の効果を発揮します。
<実体験>日立ソリューションズではこの誤解をこう改善・解決した
SFA導入当初は、SFAに案件やお客さまの情報を入力するということが自分の業務のメリットにはなかなかつながりません。単純に現在の仕事に入力業務が追加されるだけに感じます。このため革新的な社員にはSFAへの入力以外の作業を支援し、SFAへの入力を促しました。簡単に言えば仲間作りです。この改革は仲間がいなければ始まりません。
この仲間作りは、SFAの機能やそこから得られる効果とは直接関係のないものです。しかし、SFA活用のためには、SFAに関わることだけに対策を打っても十分な効果は得られません。
活用が進まない組織の中にも、“使ってみよう”とか“興味がある”と思っている人は必ずいるはずです。そうした人を見つけ、その人の業務を支援することで仲間となり共にSFAを推進してきました。
日立ソリューションズは
Salesforceを武器に変える
日立ソリューションズは、SFAに対する誤解を解くために、社員のみならず幹部層も含めた地道な活動を実施してきました。10年以上もの間成果が見えにくかったSFAを「武器」へと飛躍的に変化させました。この変化は、業務効率向上とそれに伴う付加価値向上につながっています。
日立ソリューションズのSalesforce導入ご検討支援は、
こうした自社の経験があるからこそ提供できる
実効性の高いコンサルティングサービスです。
企業の中長期営業DXまで支援
DX化の推進においては、Salesforceの導入だけではお客さまの業務改革を実現できない可能性もあります。日立ソリューションズでは日立グループ各社との強固な結びつきのもと、各社が提供するソリューションとの連携も視野に入れた中長期的な営業DXをご提供しています。
綿密なコンサルから導入
成功に向けた具体的かつ実効性ある施策を立案。導入ご決定後、導入完了に至る過程においてもしっかりと伴走し、導入成功の確度を高めるお手伝いをします。
導入後の啓蒙と活用支援
SFAは、導入しただけでは「ただの箱」に過ぎません。それをどう使うかによって、その本当の価値が初めて発揮されます。失敗を経験し、それを独自の取り組みで解決した日立ソリューションズだからこそ提供できる、他社には真似のできない活用支援ソリューションがあります。
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