重点テーマ

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  カーボンニュートラル

  グローバル化したサプライチェーンに対し、外部環境の不確実性が高まる中、カーボンニュートラルの実現に向けてScope3やESGへの取り組みが複雑化しています。企業としての社会的責務を果たし、事業の持続性を担保するには、ESGの実現と利益獲得とのバランスを取ることが必要です。

  ポイント

  • 販売生産計画や施策に対するCO2排出量をシミュレーションし、CO2排出量の上限値を守りながらも利益を最大化するサプライチェーンの検討を支援します。
  • 製品あたりCO2排出量の計算・可視化やサプライヤのCO2排出量の測定・管理・削減を支援します。
  • さまざまな環境情報（電力、燃料、熱、廃棄物など）を各部門、拠点から収集して一元管理し、見える化を推進します。
  • ESG投資家が重要指標として参照するTCFD・CDPなどに関連する各種報告のタイムリーな開示を支援します。
    ＊TCFD：Task Force on Climate-related Financial Disclosures（気候関連財務情報開示タスクフォース）
    ＊CDP：Carbon Disclosure Project（機関投資家が連携し、企業に対して気候変動への戦略や具体的な温室効果ガスの排出量に関する公表を求めるプロジェクト）
    ＊ESG投資：Environment, Social, Governance投資（環境、社会、ガバナンスに配慮している企業を重視・選別して行う投資）
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  コストマネジメント

  世界規模の需要変動や価格競争の激化への対応としてグローバル最適化生産型での開発・生産・供給態勢の整備と競争力をさらに高め、収益拡大と長期的な成長に有効な計画を立て、実行することが求められています。

  製品の市場投入にあたって、必要機能・品質の制約下で利益を最大化できる目標コストを設定し、その実現のために社内各部署（企画、営業、設計、生産技術、購買など）が協力して、生産コストを最適化するための仕組みづくりを支援します。

  ポイント

  • 地域戦略・技術戦略・製品戦略を反映した事業計画・製品利益計画作成、および原価企画活動を支援します。
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  ポストモダンERP

  ガートナー社によると、「ポストモダンERP」は高度に複雑化したオンプレミスのERPを、オンプレミスとクラウドの複数のアプリケーションで疎結合に再構築されたシステムと定義されており、DX（デジタルトランスフォーメーション）化を促進し次の効果が期待されています。
  ・基幹システムの柔軟性・可用性向上により、運用コストを低減、人的リソースを確保
  ・クラウドの特性を生かし投資を効率化することで、より投資効果の高い分野へ資金をシフト

  ポイント

  • ERPがアドオンを極力作り込まないため、バージョンアップなど運用保守費用の低減を推進します。
  • 周辺ソリューションを疎結合しているため、新しい技術を取り入れるハードルが低く、ビジネス変化の環境に適応しやすい環境を構築できます。
  • クラウドを中心としたソリューションのため、不要になった機能にコストを払う必要がなくなり、経費を削減できます。
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