Amazon CloudWatchやMicrosoft Azure Monitorで検知した障害にすぐに気が付きたい
Amazon CloudWatchやMicrosoft Azure Monitorでクラウド環境の監視をしていても、通知手段として使っているメールを見落としてしまい、対処が遅れてしまったことはありませんか?
メール通知では大量のメールに重要な障害通知が埋もれてしまい見落としてしまうことがあります。
電話通知であれば気が付きやすいシーンも多いのではないでしょうか?
しかも電話に気が付かなかった場合は別の担当者の方へ連絡する仕組みがあれば、見落としのリスクを減らせます。
当社の「TELstaff クラウド型通報管理サービス」では、メール受信をきっかけに自動的に電話通知することができます。
電話をかけて電話に出なかった場合は、次の担当者の方へエスカレーションすることもできます。
ほかにもSMS(ショートメッセージサービス)やMicrosoft Teamsなどのビジネスチャットにも対応しており、さまざまな通知手段の中から、お客様が気が付きやすい通知手段を選択いただけます。
この記事ではAmazon CloudWatchやMicrosoft Azure Monitorからの障害通知を気が付きやすくするTELstaff クラウド型通報管理サービスをご紹介します。
【目次】
・Amazon CloudWatchやMicrosoft Azure Monitorの標準の通知手段
・TELstaff クラウド型通報管理サービスと連携するメリット
・TELstaff クラウド型通報管理サービスと連携するデメリット
・TELstaff クラウド型通報管理サービスとの連携方法
・まとめ:Amazon CloudWatchやMicrosoft Azure Monitorの通知をお手軽に電話を含むさまざまな通知手段に拡張できる
・TELstaff クラウド型通報管理サービスのご紹介
・資料ダウンロード
・お問い合わせ
通知手段
AWS LambdaやMicrosoft Azure Functionを利用することでほかのプログラム・サービスと連携させることもできますが、Amazon CloudWatchやMicrosoft Azure Monitorで使いやすい通知手段はメールではないでしょうか?
メール通知の問題点
皆さんもこれまで重要なメールを見落としてしまった経験はないでしょうか?
業務メールなども含め大量のメールを受信する環境では、メールは見落としの可能性が高い連絡手段と言えます。
簡単に電話通知と連絡順序の設定ができる
Amazon CloudWatchやMicrosoft Azure Monitorでも電話通知を利用することはできますが、TELstaff クラウド型通報管理サービスは専用のメールアドレスにメールを送付いただくだけで連携できる手軽さがあります。
また、電話通知は1つの連絡先に電話して終わり、というわけにはいきません。
実際の運用を考えた場合、Aさんに電話をかけ、応答がなければBさんに電話をかけ、といった連絡順序の設定も必要になってくるケースがあります。
TELstaff クラウド型通報管理サービスでは、このような連絡順序(ルール)の設定もGUIから簡単に行えます。
さまざまな通知手段を活用することで異常発生に気が付きやすくなる
TELstaff クラウド型通報管理サービスでは、メール以外にも電話やSMS、ビジネスチャットとといったさまざまな通知手段を利用できます。
お客様が気が付きやすい通知手段を選んでご利用いただけます。
さまざまな監視システム・サービスの連絡先を一元管理できる
TELstaff クラウド型通報管理サービスはメール受信を契機に通知を行えるため、Amazon CloudWatch、Microsoft Azure Monitorのほかにもメール通知ができるサービス・製品と連携ができます。
これにより、連絡先の管理をTELstaff クラウド型通報管理サービスに一元化でき、連絡先の管理の手間を削減につながります。
有料である
本サービスはEneterprise向けの有料サービスです。
事前評価を除き、有料となります。
また、個人の方にはご利用いただけません。
利用する通知サービスの契約を別途行う必要がある
本サービスで連携するサービスについては別途ご契約いただく必要があります。
・電話・SMS(ショートメッセージサービス)通知:Twilio
・チャット通知:Microsoft TeamsもしくはSlack、LINE WORKS
Amazon CloudWatchとの連携方法
Amazon CloudWatchで検知したアラームをAmazon SNS経由でメール通知していただき、TELstaff クラウド型通報管理サービスが払い出すメールアドレスへメール通知していただくことで連携ができます。
メールのFromアドレスや件名、本文などでフィルタリングすることができますので、内容に応じて通知をする・しないを分けたり、通知先を振り分けることもできます。
Microsoft Azure Monitorとの連携方法
Microsoft Azure Monitorで検知したアラート発報後のアクションをメールとしていただき、TELstaff クラウド型通報管理サービスが払い出すメールアドレスへメール通知していただくことで連携ができます。
メールのFromアドレスや件名、本文などでフィルタリングすることができますので、内容に応じて通知をする・しないを分けたり、通知先を振り分けることもできます。
せっかくAmazon CloudWatchやMicrosoft Azure Monitorで監視をしているのであれば、確実に異常の発生に気が付く仕組みを作って運用していただきたいと考えております。
TELstaff クラウド型通報管理サービスはそういった仕組みの実現をメールを、電話やSMS、ビジネスチャットへ拡張することでお手伝いするサービスです。
ご要件を満たせそうか、ぜひご検討いただけますと幸いです。
TELstaff クラウド型通報管理サービスのご紹介
ご紹介した「TELstaff クラウド型通報管理サービス」は、下記のページから詳細をご覧いただけます。
このサービスのポイント
・通知を自動化できる。
・通知の管理だけに特化しているので、サービスの利用のためにインシデント管理の設定や運用まではしなくてよい。
・さまざまな手段(メール送信、コマンド実行、REST API実行)で連携ができる。
・受信メール連携やコマンド実行による連携であれば、プログラミング不要で利用できる。