障害通知メールの見落としによる対応遅れを防止する方法
せっかく監視ソフトウェアやサービスでITシステムを監視していても、障害通知がメールのため、見落としによる対応遅れが発生したことはありませんか?
メール通知は監視ソフトウェアやサービスに標準で搭載されていることが多いため、利用しやすい通知手段です。
ですが、見落としやすい通知手段とも言えます。
メール通知は、ほかの通知手段(電話やSMS、チャットなど)と組み合わせることがお勧めです。
どのような方法があるのでしょうか?
このページではメール通知の見落とし対策と、対策を実現するサービスを紹介します。
【目次】
・メール見落としの原因
・メール見落としの対策方法
・通知方法(電話・SMS・チャット)拡充の実現方法
・まとめ:メールの見落としは別の通知手段と組み合わせることで防止する
・TELstaff クラウド型通報管理サービスのご紹介
・資料ダウンロード
・お問い合わせ
メールを見落とす主な原因は「通常業務を含めて大量のメールが来て埋もれるため」のようです。
自身にお心当たりはないでしょうか?
メール見落としを防ぐには、しっかりと(気合で)メールをチェックするしかないのでしょうか?
メールフォルダを整理して見落としにくくするという方法も考え付きます。
しかし、これらの方法では、大量のメールには対応しきれずに見落すリスクが残るため、お勧めできません。
例えば、対応するべき障害が発生したときは、メールだけではなく、電話やSMS、チャットのようなほかの手段でも通知することが対策になります。
・電話ならば、一定時間時間、鳴っているため、気が付きやすくなります。
今回ご紹介する「TELstaff クラウド型通報管理サービス」は、電話通知後の応答(通話中のプッシュ操作)がなければ別の方へ連絡を継続(エスカレーション)したり、応答がされるまで繰り返し通知したりできるため、通知に気が付きやすくなります。
・Eメールとは違いSMSでは大量の受信がない場合、埋もれにくくなるため気が付きやすくなります。
・チャットはメールよりも気が付きやすいという方もいます。
ただし、「チャットも大量のメッセージが来て埋もれてしまう」という方にはお勧めできません。
お客様にとって気が付きやすい通知手段は何でしょうか?
上記のように「電話・SMS・チャットのいずれかであれば気が付きやすい」のであれば、当社サービス「TELstaff クラウド型通報管理サービス」をご活用いただけます。
通知方法(電話・SMS・チャット)を拡充するには、通知用のWebサービスを利用するのがお勧めです。
連絡用の担当者をアサインしたり、社外の連絡オペレーターを雇ったりする方法もありますが、24時間365日配置が必要なため、高コストになりがちです。
通知用のWebサービスを利用すれば、人手で対応するよりも安価に運用できます。
当社が提供する「TELstaff クラウド型通報管理サービス」では、電話やSMS、チャット(Microsoft Teams、Slack、LINE WORKS)への自動通知を実現します。
既存の障害通知メールのCCに専用のメールアドレスを追加するだけでも連携できるため、お手軽に使い始めることができます。(受信メール連携以外にも、Windowsのコマンド(exe)実行や、REST API実行による連携もできます。)
さまざまな通知手段を用いて障害の発生に気が付き、詳細は既存のメールで確認する、という方法で運用するケースが多くあります。
メールの見落としなどで障害対応が遅れてしまうことがあるようでしたら、通知手段の拡充を検討されてはいかがでしょうか?
TELstaff クラウド型通報管理サービスのご紹介
ご紹介した「TELstaff クラウド型通報管理サービス」は、下記のページから詳細をご覧いただけます。
このサービスのポイント
・通知を自動化できる。
・通知の管理だけに特化しているので、サービスの利用のためにインシデント管理の設定や運用まではしなくてよい。
・さまざまな手段(メール送信、コマンド実行、REST API実行)で連携ができる。
・受信メール連携やコマンド実行による連携であれば、プログラミング不要で利用できる。