日立ソリューションズは、社会生活や企業活動を支えるソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。
2018年11月29日
株式会社日立ソリューションズ
株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:星野 達朗/以下、日立ソリューションズ)は、米国Bitglass(ビットグラス), Inc. (本社:米国カリフォルニア州キャンベル市、President and CEO:Nat Kausik/以下、Bitglass社)と、複数のクラウドサービスの利用を安全かつ適切に制御できるCASB*1サービス「Bitglass」の国内初となる販売代理店契約を締結し、12月10日から販売開始します。
「Bitglass」は、Gartnerが発表した最新の「Cloud Access Security BrokersについてのMagic Quadrant」*2で、リーダーの一社として位置づけられています。不正利用による情報漏洩防止、データの暗号化、不審行動の監視などにより、企業のセキュリティポリシーに沿った安全なクラウドサービスの利用を可能にします。
クラウドサービス利用者のデバイスへの新たなアプリケーションやモジュール追加が不要なため、短期間での導入が可能です。200拠点で、2万人のユーザを抱えるグローバルメディア企業への導入が、2週間で完了した事例もあります。
さらに、世の中のクラウドサービスの日々更新される情報を自動収集しAIで分析することで、利用状況を的確に可視化します。また、AI技術を活用したマルウェア防御も提供しています。
今回、日立ソリューションズは、海外で350社100万ユーザの導入実績がある「Bitglass」をクラウドセキュリティ強化ソリューションのラインナップに追加し、企業の業態や課題に応じ、機密性の高い情報も安心して活用できるクラウドソリューションをトータルに提供していきます。
図 CASBサービス「Bitglass」の概要
近年、企業が働き方改革やグローバル化を進めていく上で、働く場所やデバイスに制限されないテレワークが注目されており、その中でクラウドサービスの利用は欠かせないものとなっています。
しかし、従業員による会社の管理下にない私物パソコンなどのデバイスからの利用や、個人で契約した私用クラウドサービスを無許可で利用するシャドーITが、新たなリスクとなっています。
また、自社のセキュリティポリシーに沿ってクラウドサービスを利用してもらうために、システム管理者の負担が増加するという課題があります。
そこで、日立ソリューションズは、CASBサービスとして、機能、導入の容易性、ユーザーサポート品質で、高い評価を得ている「Bitglass」の取り扱いを開始し、クラウドセキュリティを実現するサービスの一つとして販売することにしました。
1.企業のセキュリティポリシーに沿った、安全かつ適切なクラウドサービスの利用を実現
「Bitglass」は、クラウド上で複数のクラウドサービスと連携することで、その利用を制御します。外出先などのネットワーク環境や私物パソコンなどのデバイスからのクラウドサービスの利用についても制御します。
また、オプションでデータの暗号化による保護、透かしの挿入、マルウェア検知なども適用できます。
これらにより、クラウドサービス利用者は、企業のセキュリティポリシーに沿って、安全で適切にクラウドサービスを利用できるようになります。
2. 短期間での導入が可能で、クラウドサービスの頻繁な仕様変更に柔軟に対応
「Bitglass」は、クラウド上で提供しており、クラウドサービス利用者のデバイスに新たなアプリケーションやモジュールを追加する必要もありません。これにより、大規模な企業でも短期間での導入が可能です。
また、「Bitglass」の独自技術である「AJAX VM」により、クラウドサービスの仕様が変更されても影響を受けずに利用を継続することが可能で、ユーザやシステム管理者の負荷を低減します。
3. AI技術の活用による先進的なサービスの提供
「Bitglass」は、世の中で利用される40万以上のクラウドサービスの、日々更新される接続先や信頼性などの情報を自動収集して、AIで分析しており、企業内のクラウドサービスの利用状況を的確に可視化します。また、マルウェア対策に、エンドポイントで実績がある米国Cylance Inc.(本社:米国カリフォルニア州、会長兼CEO:Stuart McClure)の「CylancePROTECT」を採用しています。AIと機械学習によりマルウェアを検知するため、パターンファイルの更新が不要です。
日立ソリューションズは、これまでも「Office 365」や「Salesforce」、「Okta Identity Cloud」などのクラウドサービスを提供していく中で、SharePoint Onlineの透過的な暗号化/復号を実現する「SharePoint Online秘匿化ソリューション」や、クラウドや仮想環境の特権ID管理を実現する「CA Privileged Access Manager」等を、クラウドセキュリティ強化ソリューションとして提供してきました。
今回、クラウドサービスの利用を安全かつ適切に制御できるCASBサービス「Bitglass」をクラウドセキュリティ強化ソリューションのラインナップに追加して拡充するとともに、さまざまな製品・サービスを組み合わせ、最適なセキュリティ対策を提供することで、お客様のクラウドシフトをトータルに支援していきます。
図 日立ソリューションズのクラウドセキュリティ強化ソリューション
個別見積
2018年12月10日
2013年に米国で設立し、先進的なCASBサービスを提供。New Enterprise Associates、Norwest、Singtel Innov8といったベンチャーキャピタルから出資を受け、CASB業界をリードするセキュリティ企業に成長。350社100万ユーザの導入実績があり、Gartnerが発表した2018年のMagic Quadrant for Cloud Access Security Brokersで、Leaderの一社として位置付けられています。
ホームページ:www.bitglass.comホームページ:tokyo.cybertechconference.com/ja
会期:2018年11月29日(木)~11月30日(金)
場所:虎ノ門ヒルズ
担当部署:経営企画本部 広報・宣伝部
担当:廣納(ひろのう)、安藤
TEL:03-5479-5013
E-mail:koho@hitachi-solutions.com
※その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
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