日立ソリューションズは、社会生活や企業活動を支えるソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。
2020年11月10日
株式会社日立ソリューションズ
クオリティの高いデータによる分析と迅速な意思決定で、データドリブン経営を促進
株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:星野 達朗/以下、日立ソリューションズ)は、企業がデータを利活用する上での利便性と安全性を支援する「データガバナンスソリューション」に、データクオリティ管理プロセスの定着化を支援するメニューを追加し、11月11日から提供開始します。
企業がデータレイクに蓄積してきたデータを分析して、戦略を立案していく上で、システム間のデータ不整合や、時間経過にともなうデータ傾向の変化は、誤った意思決定や経営判断の遅延に繋がります。
新メニューでは、データクオリティを向上し、それを維持していくためのコンサルティングサービスと、PDCAサイクルを回していく情報システムを提供します。具体的には、蓄積されたデータに対し、システムは機械学習によりフォーマットや種別、カラムの関係性などを整理し、エラーデータ抽出を行います。日立ソリューションズでデータ利活用に携わってきたエンジニアがその結果を参照してデータ仕様設計や継続的なデータ加工を実施し、さらに、日々増加する蓄積データの傾向の変化を独自技術でモニタリングし、改善策へつながるフィードバックレポートをお客様に提供します。
これらによりデータレイクに蓄積されたデータのフォーマットや種別が統一され、データ利用者の分析効率が向上し、精度の高い分析結果に基づいた経営層の意思決定が可能となることで、お客様はデータドリブン経営を促進できます。
なお、システムによるデータの機械学習や加工には、データクオリティ分野のリーダー企業である米国Talend社の「Talend Data Fabric」などを利用します。
図1:データガバナンスにおけるデータクオリティ管理の概要と効果
デジタルトランスフォーメーション時代の到来により、企業では多様なデータを分析し、経営戦略などの意思決定に活用するデータドリブン経営が注目されています。
企業がデータ分析を行う上で、システム間のデータ不整合がある場合、データの整合性をとり分析結果を導き出すのに時間がかかり、タイムリーな意思決定ができません。また、時間経過に伴いデータの傾向が変化したことに気づかず従来通りの分析を行うことで、誤った分析結果になり、精度の高いデータによる意思決定ができません。
日立ソリューションズはこれまで、企業が多様なデータを活用する上で、データクオリティや利便性を確保するためのデータガバナンスソリューションを提供してきました。
データガバナンスソリューションでは、データカタログ によってデータの利便性を向上させるための「メタデータ 管理」、データクオリティを向上させる「データクオリティ管理」、データの適切な利用を推進する「データアクセス統制」の3つを重要な要素としています。
今回はその中で、「データクオリティ管理」のさらなる強化として、蓄積されたデータの継続的なクオリティの向上を支援するメニューを追加します。
図2:データガバナンスソリューション ソリューションメニュー
個別見積
2020年11月11日
担当部署:経営企画本部 広報・宣伝部
担当:廣納(ひろのう)、安藤
E-mail:koho@hitachi-solutions.com
※ 本文中に記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
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