日立ソリューションズは、社会生活や企業活動を支えるソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。
2021年7月15日
株式会社日立ソリューションズ
AIによるマッチングやポイントラリーで、参加者の一体感や立ち寄りを創出
株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:山本 二雄/以下、日立ソリューションズ)は、6Connex社(本社:米国 サンアントニオ、CEO:Ruben Castano)と日本初の販売代理店契約を締結し、臨場感ある会場を仮想空間上で構築できるクラウドサービス「6Connex Virtual Event Platform(シックスコネックス バーチャル イベントプラットフォーム)(以下、6Connex)」を、7月15日から販売開始します。非対面が常態化し、イベントのオンライン化が進む中、顧客体験価値の向上を支援します。
本サービスは、セミナーやショールーム、商品説明会、会社説明会、協創空間などの会場を、スタイリッシュなデザインで短期間に、仮想空間上で構築できる多彩なテンプレートを提供します。テンプレートの一部をアレンジしたり、独自にデザインしたイメージを利用することも可能です。
商品担当者とのチャットや、同じ分野に興味を持つ人たちをAIがマッチングすることによって、会場内のコミュニケーションを促進し、参加者の一体感を創出します。ポイントラリーによって、参加者の「立ち寄り」を誘導し、回遊性のある会場づくりも可能です。参加者の行動を分析したり、ウェビナーツールやソーシャルメディアなど、多様な外部サービスと連携することもできるため、企業はターゲットに合わせた効果的なイベント企画および商談の効率化が可能となります。
日立ソリューションズは今後、自社が開催するセミナーやショールームに加え、顧客やパートナーとオンライン上で協創する場の運営にも、本サービスを活用していきます。
図1: セミナー会場とワークショップを兼ね備えた協創空間のイメージ
新常態(ニューノーマル)において、従来対面で行われてきたセミナーやイベントなどの企業活動の場が、急激にオンラインにシフトしています。オンラインイベントは場所や時間にとらわれないため、距離を超えたコミュニケーションを可能にし、企業は新たな参加者層の獲得を狙えるようになりました。
一方で、オンライン会議システムを使ったウェビナーでは、参加者が講演を聞くような一方通行のコミュニケーションになる傾向があり、主催者と参加者、参加者同士のコミュニケーションや臨場感のある雰囲気の醸成が難しくなっています。また、リアルな会場と異なり、顧客の興味関心に応じた関連情報の提供も課題です。
日立ソリューションズは、オンラインを活用した柔軟な働き方やコミュニケーションを促進する企業に向けて、ワークスタイル変革ソリューションやデジタルマーケティングソリューションを提供し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を支援してきました。
このたびは「6Connex」の提供により、オンラインにシフトしていくコミュニケーションの質の向上と参加者の体験価値の向上を実現します。
1. 多彩なテンプレートを活用して、オンライン上に臨場感のある会場を構築
セミナーやショールーム、会社説明会、協創空間などのスタイリッシュな会場を仮想空間上に構築します。一対一のビデオチャットやオープンチャット、プライベートチャットを提供し、主催者や商品担当者、参加者とのコミュニケーションを促進します。Google翻訳による100か国語以上のリアルタイムテキスト翻訳にも対応しています。2. ポイントラリーによって、参加者の「立ち寄り」を創出し、関連情報を提供
仮想空間上の会場に設置した複数のブースや部屋に参加者を誘導するポイントラリーも行えるため、参加者に楽しんでもらいながら、関連情報や目的外の情報を伝える場づくりが可能となります。3. アクティブレポートによる参加者のニーズ把握および営業活動の効率化
参加者の行動を解析し、可視化したアクティビティレポートを提供します。このレポートによって、参加者がどこを訪問し、何の情報を得て、誰と会話をし、どのくらい滞在したのかなど、参加者が興味のある製品・分野を詳細に知ることができるため、企業はターゲットに合わせた効果的な営業活動が可能になります。4. AIによるマッチングで、参加者のニーズの把握とネットワーキングを支援
参加者の行動と、参加登録時に回答したアンケートなどを組み合わせて、AIが似たような興味関心を持っている人同士をマッチングし、可視化します。参加者はいつでもその結果を見ることができ、チャットで交流できるため、参加者同士のネットワーキングが可能となります。5. 多様なサービスと連携し、柔軟なイベント企画・運営を支援
外部システムとのAPI連携が可能なオープンプラットフォームです。セールスフォースやマルケトなどの営業支援サービスや、ZoomやMicrosoft Teamsなどのウェビナーツール、YouTubeなどのライブ動画配信サービス、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアなど、対応システムは多岐にわたり、柔軟なイベント企画が可能となります。
図2:AIによる参加者マッチングのイメージ(上)、参加者の行動を分析したアクティビティレポートのイメージ(下)
オープン価格(サブスクリプション年間契約)
2021年7月15日
“We’re proud to partner with Hitachi to cover such an important market as Japan. Together, 6Connex and Hitachi will deliver significant value to our mutual customers. We’ll empower them by delivering state-of-the-art technology that will differentiate how they engage with their customers and prospects,” explained Ruben Castano, CEO of 6Connex. “6Connex and Hitachi make a great match. Our products and services truly complement Hitachi’s expertise and innovative approach to challenges.”
日立ソリューションズとパートナーシップ締結し、日本のような重要な市場をカバーできたことを大変誇りに思います。6Connexと日立ソリューションズは、我々のお客様に、彼らのお客様や見込み顧客との関わり方に違いを生み出す最先端の技術を提供し、お客様の事業拡大に貢献します。6Connexの製品とサービスは、日立ソリューションズのお客様の課題を解決すべく専門性とイノベーティブなアプローチを補完するものであると確信しています。
6Connex社は、バーチャルおよびハイブリッドイベントソリューションのリーディングプロバイダーです。6Connex社が提供するセキュアなクラウドベースのプラットフォームは、開催施設の仮想化・ハイブリッド化、ラーニングマネジメント、そしてウェビナーなどの機能を持ち、マーケティング、営業、採用、トレーニング、人事系コミュニティなどに活用でき、幅広い層へのアプローチを可能にします。
URL:https://www.6connex.com/
担当部署:経営企画本部 広報部
担当:秋山、安藤
E-mail:koho@hitachi-solutions.com
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