エース株式会社
無線でワークスタイルの 変化に対応し セキュリティ確保に 一工夫
お客さま概要
- 東京本社 東京都渋谷区神宮前1-4-16 神宮前M-SQUARE
- 大阪本店 大阪市中央区博労町4-5-2
- 事業内容 旅行バッグ、スーツケース、ビジネスバッグ、スポーツバッグ、ファッションバッグ、旅行小物などの製造、卸
製品概要
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モビリティコントローラー
Aruba 3400×2台(冗長化構成)
Aruba 620×1台 -
アクセスポイント
AP125×30台(各フロアにデータ用5台、音声用5台)
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モバイル端末
docomo N906i×170台
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PC
250台
システム導入の背景
本社ビルを東京・台東区から渋谷区の原宿に移転するのを機に本社のLANを刷新することになりました。ネットワーク刷新の目的と課題、テーマは以下のとおりです。
システムの構成
無線LAN(Wi-Fi)はHPE Arubaの無線LANコントローラー「Aruba 3400」とアクセスポイントを採用し、AlaxalA(スイッチ)、オープンネット・ガード(DHCP/Radius認証サーバー)の連携により、利便性とセキュリティの両立を実現しました。これは、IP電話・PCを、用途に応じて無線LAN・有線LAN両方利用できるハイブリッドインフラであり、日立ソリューションズの製品と他社製品(アライアンス製品)を組み合わせて構成されています。
また、携帯型のVoIP端末はNTTドコモの「N906iL」を配布。新本社内ではIP内線電話、外では携帯電話として使い分けることが可能です。
システム導入による効果
システム導入後、下記のような効果があらわれました。
- 違うフロアに移動しても認証サーバーが自動認識するため再設定などの手間がなくなった
- 打ち合わせコーナー、会議室にゲスト用LANを装備したので、お客さまが自由に個人PCを使用できるようになった
- DHCP&端末認証により強固なセキュリティが構築でき、指定PC以外を排除できるようになった
- 無線LANの規格を802.11nに設定し、無線でありながら高速通信を実現できた