導入前に心得ておきたいIoTのセキュリティ
トータルセキュリティソリューション
5分でわかるセキュリティコラム
IoTは人々の生活をより便利にしてくれるほか、生産性・効率性向上など企業活動にも大きなメリットを与えてくれます。しかし、IoTを活用する場合、セキュリティ面への配慮が必要です。インターネットを取り巻く環境下ではハッキングやサイバー攻撃などの被害が耐えませんが、IoTもまたインターネットを活用する技術です。同様に、そうした被害発生の可能性を考えておく必要があります。まずは正しい理解を持って対策を検討し、安心できるセキュリティを確保したうえで活用しましょう。
IoTにおいてどのようなセキュリティ侵害が起こり得るのでしょうか。ここでは、3つ具体的なものを取り上げてご紹介します。
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IoTにおけるセキュリティ侵害を防ぐためには、セキュリティ対策による防御が必要です。ここで、具体的な方法を2つご紹介しておきましょう。
また、認証はセキュリティ対策には有効です。これについては、次項で詳しく述べていきます。
インターネットサービスでは、その多くにパスワードでの認証が用いられています。最近は2段階承認を導入するといった、セキュリティをより強化した対策が顕著といえるでしょう。スマートフォンやタブレットなどの通信機器においても、パスワードだけでなく指紋認証を搭載したものが少なくありません。 しかし、IoT時代においては、セキュリティでの認証のあり方がさらに重要視されるでしょう。従来のパスワードや指紋認証はもちろん、指静脈や虹彩などの生体認証などがあります。また、電子証明書の提供による認証も有効とされています。これによってモノにアクセスできるデバイスを特定し、さらにやり取りするデータを暗号化することでIoTの安全性が高まります。
IoTが身近なものとなるなか、それを人々が安心して利用するためにセキュリティは欠かせないものです。サイバー攻撃をはじめとした脅威はとどまることを知らず、IoT活用においては、常に高度なセキュリティによる万全の対応が求められます。どのようなリスクが考えられ、具体的にどうすればそれを回避できるのか。自社で対策をとるのが難しい場合は、専門のコンサルティングを受け、最善の導入手段を検討することもひとつの方法です。
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