働き方改革を推進するために、情報漏洩対策はしっかりと|IT探偵しおんが解決!企業潜入調査物語

※この記事はCNET Japan 2018年3月掲載の記事を転載したものです。

今や、耳にしない日はない「働き方改革」。そのアプローチの1つに「テレワークの推進」があります。社員がいつでも、どこでも働くことができるようになれば、育児・介護中の社員や、外出の多い営業担当者の効率的な時間活用などが可能となり、社員の働きやすさに対する満足度と生産性の向上の両立が実現できます。 その一方で、社外での業務遂行が増えることにより、通信データの盗聴、PCやUSBメモリーの盗難・紛失、マルウェア感染など、さまざまな形での情報漏洩リスクが高まるので、何らかの対策が必要です。
日立ソリューションズの 「秘文」は、マルウェア対策、盗難・紛失対策など安心してテレワークを行うためのセキュリティ機能を提供します。

相反する「働く場所の自由」と「情報漏洩リスク」 相反する「働く場所の自由」と「情報漏洩リスク」

 社員の働きやすさを確保しつつ、生産性を高める取り組み「働き方改革」。その1つに、「働く場所・時間を自由に選べる」ようにする「テレワークの推進」があります。たとえば、外出の多い営業担当者が、外出先から業務を行えるようにすることで、従来帰社後に残業して行っていた業務を減らしたり、育児中の社員の在宅ワークを可能にしたりすることで、育児と仕事の両立を実現するといった取り組みを進めている企業が増えています。

 その一方、社外業務が増えることによって高まるのが「情報漏洩リスク」です。セキュリティ対策がしっかり行われていた社内とは異なり、PCやメディアの持ち出しによる盗難や紛失、データの盗聴、そして社内と比較してぜい弱になりがちなセキュリティ対策下でのマルウェア感染など、さまざまな漏洩の可能性があり、安全なテレワーク環境を確保するためには、しっかりとした情報漏洩対策が必要となってきます。

漏洩対策に効果的な暗号化とデバイス制御、ネットワーク制御 漏洩対策に効果的な暗号化とデバイス制御、ネットワーク制御

 「秘文」は、テレワークにおける情報漏洩防止に必要なさまざまなセキュリティ機能を提供します。たとえばデータの暗号化は、効果的な情報漏洩対策です。データそのものを暗号化し、万が一、PCやUSBメモリーなどを盗難されたり紛失した場合にも第三者に中身を見られることを防止します。

 また、PCに接続するUSBメモリーやスマートフォンなどの外部機器や、LAN、Bluetoothなどの通信機能などをPCごとに制御するデバイス制御、あらかじめ許可されたWi-Fiアクセスポイントのみ接続を許可するWi-Fi制御などもあります。

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