Juniperが選ばれる理由

どうしてJuniperが多くのユーザに選ばれるのか、各製品の特長に触れながら、その理由を幾つかご紹介していきます。
ギガビット/テラビット級ルータ、ファイアウォール/VPNアプライアンス、SSL-VPNアプライアンス、インライン型侵入検知防御など、「ネットワーク」と「セキュリティ」を軸に幅広い製品を提供するJuniper Networks。どうしてJuniperが多くのユーザに選ばれるのか、ここでは各製品の特長に触れながら、その理由を幾つかご紹介していきます。

ネットワーク全体のトータルコストを抑えるバーチャル・シャーシ技術により他ベンダと同等の性能を低価格で実現

Juniper Networks社のイーサネットスイッチ「EXシリーズ」は、Juniper独自のバーチャル・シャーシ技術を採用しており、離れた場所に設置された複数のスイッチをあたかも1台のシャーシ型スイッチのように管理することができます。

最大10台、相互接続した「EXシリーズ」は、1つの論理デバイスとして機能し、共通のOSと設定ファイルを共有します。その結果、システムの運用・保守・トラブルシューティングの作業負担が大幅に軽減されます。

導入に当たっては、「EXシリーズ」1台からスタートし、必要に応じて段階的に増やすことが可能です。通常のシャーシ型製品と異なり、大がかりな初期投資をすることもなく、また、消費電力や冷却コストも最小限に抑えることができます。

バーチャル・シャーシ機能を使用した場合、アグリゲーション層を無くすることが可能になるため、機器数量の減少、ラックスペースの節約、消費電力削減、保守費削減とネットワーク全体でのトータルコストを抑えることができます。

バーチャルシャーシ仕様時におけるコストメリット

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イーサネットスイッチ] EXシリーズ

Juniper Networks社のイーサネットスイッチ製品、EXシリーズの製品情報です。

ネットワークに存在する
さまざまな脅威を
一元的に
管理。各分野で最高レベルの
セキュリティエンジンを
搭載したUTM
アプライアンス

ネットワークに存在する脅威は、年々、より巧妙で悪質なものへと変化しながら、その攻撃範囲を拡大しています。その結果もたらされるシステムダウンや情報漏洩による信用喪失は、企業価値をも失墜させる深刻な問題となります。

こうした脅威は、大規模なネットワークはもちろん、中小規模のネットワークにも容赦なく襲いかかってきます。中小規模のネットワークを保有する企業にとっては、内部・外部からの脅威への対策は、コストや管理負担面でも重要な問題です。

Juniperの「SSGシリーズ」は、こうした動向をとらえ、各分野で最高レベルのセキュリティエンジンを搭載したUTM(Unified Threat Management:統合型脅威管理)アプライアンスを開発しました。搭載しているエンジンは、ファイアウォール/VPN、IDS/IPS(Juniper Networks社)、アンチウィルス(Kaspersky社)、アンチスパム(Symantec社)、Webフィルタリング(Surf Control社)であり、これらを1台に集約することによって、様々な脅威を一元的に管理できるようになっています。また、各製品を個別に導入する場合に比べ、導入コストも大幅に削減することができます。

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[UTM] SSGシリーズ

Juniper Networks社のUTM製品、SSGシリーズの製品情報です。

ルーティング、スイッチング、セキュリティの機能を一台に統合。ネットワーク機器がめざしていた最終形をアプライアンスとして提供

Juniperの「SRXシリーズ」は、従来のネットワーク機器単体では実現できなかった強固なセキュリティ、高い信頼性、多様な機能をワンボックスで提供する次世代ファイアウォールです。

搭載されているファイアウォールとVPNテクノロジーにより、ペリメータセキュリティ(ネットワーク境界部のセキュリティ)が保護され、安定したパフォーマンスが維持されます。ポリシーベースのVPNを活用すれば、スプリットトンネリング(暗号化されたトンネルを経由して社内ネットワークのリソースにアクセスできる一方、ISPを介してインターネットにもアクセスできる機能)などのセキュリティアーキテクチャにも対応可能です。

また、コンテンツセキュリティについては、IPS(侵入防御システム)、アンチウィルス、アンチスパム、Webフィルタリング、コンテンツフィルタリングによるデータロス防止等のセキュリティ機能をフル搭載したUTM(統合脅威管理)サービスを提供することによって、コンテンツを媒介とする新種の脅威からネットワークを保護します。

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[次世代ファイアウォール] SRXシリーズ

Juniper Networks社の次世代ファイアウォール製品、SRXシリーズの製品情報です。

ネットワークに内在するダウンタイムの発生を抑える。統一されたOS「Junos」が実現する安全なネットワーク運用

Junos OSはJuniper Networks社が10年以上にわたって提供し、通信事業者やサービスプロバイダを中心に多くの実績を持つOSです。その開発理念の中心には、「ネットワークに内在するダウンタイムの発生をいかに抑えるか?」という課題が常にあります。その解決には、潜在的に問題となりうる要因を把握し、多角的なアプローチによって先手を打つことが必要です。

Junos OSは、ルータ、スイッチ、セキュリティの各デバイスにまたがって採用されており、それら製品の共通言語として、同じ操作感で設定・運用を行うことができます。そのため、ユーザのトレーニングや保守管理のためのコスト・時間を大幅に削減することができます。

ただし、繰り返し作業の多い操作の中では人為的なエラーの発生・再発ということも考慮に入れなければなりません。Junos OSの設定は、編集した内容をアクティブな状態にする前にコミット操作を必要とし、コミット時に自動的に設定の整合性確認が行われるようになっています。また、万が一誤った更新が行われてしまった場合でも最大50世代前までの設定を保持することができるため、必要に応じてロールバックすることで、いち早く安全な状態に戻すことが可能です。

モジュール型ソフトウェアアーキテクチャというのもJunos OSの特長です。Junos OSは、基盤OSの上にモジュールが差し込まれるイメージで、ルーティングやファイアウォール、VPN、UTM、スイッチなどのプロセスが搭載されています。これらのプロセスはそれぞれ独立して動作していることから、一つの機能の障害が全体に波及することはなく、また、障害復旧時には該当のプロセスだけをリスタートすることが可能です。

統一されたリリーススケジュールもJunos OSのもう一つの特長です。Junosは3ヵ月に1回必ず新バージョンがリリースされます。そのため、運用者にとってはバージョンアップ計画を立てやすく、運用性の向上につながっています。

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