企業内ネットワークでは、大量のAPを管理する必要があります。

オフィスの広さにもよりますが、1フロアだけでも十台を超える規模になることはよくあることです。これが複数フロアになると、数百台規模のAPを管理するということも珍しくありません。

これまでのAPでは、設置時に個々の設定が必要であったり、障害時の故障APの特定や、そのカバーも容易ではありませんでした。

ArubaのAPはコントローラを使って複数のAPに対する同時設定変更や、AP稼働状況の確認が可能です。最上位モデルのコントローラでは最大2048台のAP、32,768ユーザーを管理することができるので、コントローラ1台で全社APの一元管理を行うこともできます。

また、APの台数が少ない場合は、AP自身の持つコントローラ機能により複数APの一元管理も可能ですので、部門単位から導入し、全社展開を行うスモールスタートも容易に可能となります。

もしAPが故障した場合は、ARM機能により周囲のAPが出力を上げて、故障したAPのエリアを自動でカバーすることで、故障による影響を最小限におさえ、利便性を損ないません。また、Arubaの各機器はネットワーク機器管理のプロトコルSNMP（Simple Network Management Protocol）に対応しているので、故障時の検知も容易になっています。

このようにArubaは大規模な無線LANネットワークでも、高速かつ、容易な導入・運用管理が可能です。

日立ソリューションズは、2008年から10年近くにわたりArubaシリーズの販売・導入を手掛けています。

AP300台、接続クライアント端末数6000台といった大規模案件など数多くの導入実績があります。導入前のご相談から、最適なシステム構成のご提案、導入、保守サポートなど、エンドユーザー様は勿論、パートナー様に対してもトータルでAruba無線LANネットワークの導入をご支援します。

既存有線LANの見直し、フリーアドレス化など、オフィスネットワークの新たなニーズに応えるAruba。

また、日立ソリューションズの情報漏洩防止ソリューション 秘文 Device Controlと合わせて利用することで、会社が認めたAP以外への接続を禁止することができます（Wi-Fi制御機能）。個人が勝手に持ち込んだAPや、スマートフォンのテザリング機能を使ってインターネットに接続してしまうことを防ぎ、よりセキュアな無線LAN環境の構築が可能です。 ぜひお気軽に日立ソリューションズにご相談ください。