トリガフォン
トリガフォンを使用した電話発信を使用すると漢字混じりのテキスト文字が扱えます。英字文字の場合、文字列によってはアルファベット読みになる場合と単語読みになる場合があります。意図しない読みが発生する場合は、TELstaffの読み上げ方法の設定(辞書登録)を行うことで読み上げ変換を行います。
TELstaffは、パスワード認証できたときにテキスト文字を音声変換してテキスト情報を伝えます。なお音声は、トリガフォンで作る合成音声です。人の発音とは異なりますので予めご了承ください。<音声のサンプル>
トリガフォンを使用した電話発信では、テキスト文字を再生したあと受信確認を電話受信者に対して行います。受信確認操作が行われると、連絡網の後続ユーザへの発信を中止します(受信確認操作行われても連絡網内の全てのユーザに発信することもできます)。パスワード不正や不在または、受信確認操作が行われないと、連絡網からの発信では、次の通知メディアにエスカレーションし、直接発信では、TELstaffに設定した電話繰り返し回数で電話発信を繰り返します。
トリガフォンを使用するときは、次の注意事項があります。
トリガフォンに接続する電話回線は、2線式のNTTアナログ回線又は、それと同等品質の回線に接続して使用してください。4線式回線では使用できません。
トリガフォンは、1台につき1回線をご用意下さい。2又ソケットなどを利用して1回線を分岐し複数台のトリガフォンへ接続することは出来ません。
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シリアル(RS-232C)接続する場合
トリガフォンで使用するシリアルポートは、TELstaff導入のサーバに標準装備されたシリアルポートをご使用ください。拡張のシリアルポートでは使用できません。仮想環境ではご利用いただけません。
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LAN接続する場合(TP2000のみ)
ファイアウォールが存在し、ポート番号によるフィルタを行っている場合は、ポート番号50000について通過許可設定が必要です。
TELstaffサービス起動中、TELstaffインストールサーバからTP2000の方向にTCP/IP接続を行います。
送信先ポートは50000、送信元ポートはOSによる動的割り当てです。
ポート番号の変更はできません。 -
TP2000について
TP2000はTELstaffのWindows製品のみに対応しております。
Linux製品には対応しておりません。