LANエッジソリューション
LANエッジソリューションとは、有線、無線問わず、FortiGateからエンドポイント、さらにリモートネットワークまでを企業内ネットワークとして統合的かつセキュアに保護することができ、既知の脅威だけでなく未知の脅威も防御可能なソリューションです。LANエッジソリューションを利用することで、ローカルエリアネットワーク内のネットワークインフラの可視化、セキュリティ向上などにより、従来の運用管理コストの削減はもちろん、障害発生時のスムーズな対応が可能となります。

こんな課題をお持ちの方にお勧め
ネットワーク機器の
管理が煩雑で運用が手間

異なるベンダーのファイアーウォール、L2/L3スイッチ、AP(アクセスポイント)を利用しているため、機器ごとに設定や運用が必要で手間がかかる。
リスクを把握できていない

ローカルエリアネットワーク全体を把握できていないため、不正アクセスポイント・デバイス接続に気づけない。
侵入を前提とした対策が
できていない

万が一マルウェアが侵入した場合に早期対応ができず、感染が拡大するおそれがある。
導入メリット
一元管理で運用コストを削減
Fortinet社の提供するFortiGate/FortiSwitch/FortiAPを導入した場合、LANエッジソリューションを利用することで、FortiGateの管理画面から、スイッチ、AP、そしてそれらに接続されている端末まで、ネットワークインフラ全体をまとめて管理することが可能です。FortiGateの管理画面から、FortiGate配下のすべてのFortiSwitch/FortiAPの設定変更やログの確認できるため、ネットワーク管理にかかる時間を短縮できるほか、設定の自動同期機能があるため、管理者の負担も軽減できます。

さらに、FortiSwitchやFortiAPに障害が発生した際もメールで通知されるため、障害の発生を早期に把握でき、故障時の機器交換など、初動対応をスムーズに実施可能です。
ネットワークの可視化でリスクを早期発見
ローカルエリアネットワークを可視化することで、接続されているデバイスの情報を確認可能です。また、不正なアクセスポイントや不正デバイスの接続の早期発見も可能です。

万が一の侵入も早期対応することで、LAN環境のセキュリティを向上
社内のVLANを跨ぐ通信および、FortiSwitchのAccess VLAN機能を用いた同VLAN内の通信にFortiGateのポリシーを適用することで、LAN環境内部のマルウェア感染に早期に対応。感染拡大防止が可能です。

- ※SD-LAN機能はFortiGateの標準機能のため、追加でライセンスを購入していただく必要はございません。
関連製品
FortiGate
さまざまなセキュリティ機能を1台に搭載したUTMアプライアンスです。
LANスイッチコントローラーや無線LANコントローラーといった多様なネットワーク機能を備え、セキュアなLAN環境を実現します。
FortiSwitch
中小企業はもちろん、複数の地域に支社を持つエンタープライズのお客さまに効果的なセキュアSDブランチ(FortiLinkによる一元管理)に対応可能なセキュアアクセススイッチです。データセンター向けのモデルもあり、幅広い環境に対応可能。
Fortinet社独自の管理プロトコルであるFortiLinkによってFortiGateをLANコントローラーとして利用することで、FortiSwitchはFortiGateの論理的な拡張機能として動作し、直接Fortinet製品群のひとつとして統合・一元管理が可能になります。これによりOS更新、NAC機能、VDOM機能、UTM機能、L3機能などの利用が可能となり、すべてのネットワークセキュリティやアクセスレイヤー機能を集中管理できるため、IT部門における運用管理負荷の軽減や、コスト削減につながります。
FortiAP
FortiGateをLANコントローラーとして利用する、管理型のアクセスポイントです。Wi-Fi 6だけでなくWi-Fi 6E/7にも対応可能です。
Fortinet社独自の管理プロトコルであるFortiLinkによってFortiGateをLANコントローラーとして利用することで、Fortinet製品群のひとつとして統合・一元管理が可能になります。
Wi-Fi 6Eとは
FortiAP-231G/431Gが対応しているWi-Fi 6Eは、Wi-Fi 6(802.11ax)による通信方法を、6GHz帯に拡張した規格です。6GHz帯は新たに解放された帯域のため、干渉を受けにくく、速度の低下が起きにくくなることが期待できます。
Wi-Fi 7とは
FortiAP-441Kが対応しているWi-Fi 7は、上記のWi-Fi 6Eを元に、通信の効率化や遅延の改善を行った規格です。従来の無線LAN規格と比較し、より高速な通信速度を実現します。MLO(Multi-Link Operation)や320MHz幅通信などの新機能により、通信遅延を改善し、安定した通信を可能にします。
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