品質見える化
ソフトウェア品質向上ソリューション
レビューやテストで得られた品質データをもとにした、品質状況の見える化の仕組み作りを提案します。品質を見える化することで、継続的に品質向上に取り組むことが可能になります。
品質見える化の例
(1)品質メトリクス設計(定量分析)
お客さまの開発プロセスで収集可能な品質データ(レビュー時間やテストで見つかった不具合件数など)を特定します。
収集可能な品質データから、品質見える化に必要な品質メトリクス(レビュー効率や不具合摘出密度など)を設計します。
各品質メトリクスごとに、お客さまの状況に応じた目標値を提案します。
(2)品質分析コード設計(定性分析)
レビューやテストで見つかった不具合の傾向を分析するための分析観点(作り込み要因、作り込み工程など)を提案します。
各分析観点ごとに分類コード(作り込み要因として「技術力不足」、「調整不足」など)を設計します。
(3)品質課題分析(ビッグデータ分析)
大量に蓄積された障害や課題情報(ビッグデータ)を自然言語解析し、効率良く問題発生傾向や改善ポイントを抽出します。
共起ネットワーク分析:大量文章の中で、同時に出現する単語をネットワーク状に可視化した図を出力します。全体特徴の俯瞰や、共通的なキーワード(問題発生要因)を把握することができます。
コレスポンデンス分析:大量の文章に含まれる単語から、類似する単語同士を座標上へマッピングした図を出力します。全体傾向や、特徴を可視化することができます。
共起ネットワーク図の作成イメージ
社会ネットワーク分析の問題分析への応用例
コレスポンデンス図の作成イメージ
(4)品質分析マニュアル作成
品質メトリクスや品質分析コードを使って品質状況を見える化し、品質評価や品質改善案を立案する手順をまとめた、品質分析マニュアルを作成します。
お客さまの開発プロセスに即した品質見える化の仕組み/仕掛けが、短期間で構築できます。
品質分析マニュアルにより、品質分析・評価方法が統一され、どなたでも同レベルの分析ができるようになります。
現場課題や改善ポイントの可視化により、適切な改善施策を特定できます。