RPA導入企業における、RPA関連業務にかかる時間についての
実態調査レポート
株式会社日立ソリューションズは、「RPA導入企業における、RPA関連業務にかかる時間についての実態調査」を実施しました。
200名のRPA導入済みの企業に勤めている方を対象に、「RPAに慣れる前に最も時間のかかった作業」「RPAに慣れるまでにかかった時間」「RPAの管理・運用にかかっている時間」「RPA導入で削減できた時間」「さらに削減できそうなRPA業務時間」「RPA関連業務で削減したい時間」をお聞きしました。
調査方法 | クローズドアンケート調査(インターネット) |
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調査地域 | 全国 |
調査対象 | RPA導入企業にお勤めの200人 (フリーランス・自営業の方含む) |
有効回答数 | 200名 |
調査時期 | 2020年2月19日~26日(8日間) |
調査主体 | 株式会社ストロボ |
【結果1】約45%のRPA導入企業では、RPAを活用するための業務の整理・棚卸に最も時間がかかった
「業務フローの整理」24.5%、「業務の棚卸し」20.3%に多くの企業の票が入りました。このことから、RPAを有効活用するための業務内容の整理や可視化に時間がかかっている企業が多いことが分かりました。
次いで、「使用するRPA検討」20.3%と、実際にどのようなRPAを導入するか検討するのにも、時間を要しています。
【結果2】RPAの運用に慣れるまで平均約30時間は必要。また全体の約2割は、60~120時間かかっている
一番多い回答は「20-29時間」22%であるものの、回答者によりかかった時間のばらつきが大きく、「10-19時間」も22%、そして60時間以上要する企業は19%という結果に。
全体平均は約30時間となりました。現状のRPAを実際に動かして慣れるまで、平日週5日、毎日2時間かけたとしても、RPAを利用した業務に慣れるには、約1ヵ月間もかかってしまうようです。
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RPA導入企業における、RPA関連業務にかかる時間についての実態調査レポート
働き方改革による業務効率化が求められる昨今、RPAを導入する企業が増加しています。そのような中、RPAで本当に業務時間は削減できているのでしょうか。業務では特にどのようなことに時間がかかっているのでしょうか。今回、RPA導入企業に勤める200名の方を対象に、RPA関連業務にかかる時間について調査を行いました。
- RPAに慣れる前に最も時間のかかった作業とは?
- RPAに慣れるまでにかかった時間は何時間?
- RPAの管理・運用にかかっている時間は週何時間?
- RPA導入で削減できた時間は週何時間?
- さらに削減できそうなRPA業務時間は週何時間?
- RPA関連業務で削減したい時間とは、何の時間?
以上の項目を掲載
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