【オンデマンドセミナー紹介】

RPAリプレイスで得た日立ソリューションズの知見

【オンデマンドセミナー紹介】RPAリプレイスで得た日立ソリューションズの知見

2020年12月8日に開催したオンラインセミナー「RPAリプレイスで得た日立ソリューションズの知見」のオンデマンド版を公開します。

【講演者】
株式会社日立ソリューションズ ワークスタイルイノベーション本部 RPAソリューション部/白土 浩司

全社展開に向けたRPAの本格稼働の課題

日本の企業の約8割がRPAをすでに導入していると言われている一方で、大規模展開している企業はわずか5%に過ぎないとも言われています。
本セミナーでは全社展開をするにあたり生じた課題を、リプレイスにより解消したお客様の事例をご紹介しました。

RDA(Robotic Desktop Aautomation)をメインでお使いだったお客様の、RPAの全社展開を妨げている大きな要因は次のようなものでした。

  • ロボット部品の共有、ナレッジの活用ができない

    個人個人でロボットを作り、個人個人で使っていたため、作り方もバラバラで全体でのノウハウの共有ができていなかった。

  • ロボットの品質がバラバラ

    ロボットの品質がバラバラだとメンテナンスの工数が非常に多くなる。これまでロボットの内製は3割程度だったが、全社に展開していくためにはさらにこの割合を増やし、外注コストを抑えたい。このため、ある程度標準化する必要がある。

  • 外注任せのロボット開発

    ロボットの内製化を図ることで展開スピードを速め、業務の自動化を進めて効果を出したい。

そのため管理統制を意識したRPA製品の見直しをすることで、効率化・標準化・内製化を図ることになりました。
しかし、すでに導入していたデスクトップ型の製品を選ぶことはできませんでした。
その理由として、

  • ロボットがすぐ止まる
  • 全社展開した場合にサポートする人員がいない
  • 既存のRPA製品だと開発が難しい
  • すでに導入していたデスクトップ型のRPA製品にもサーバー型はあったが、開発がむずかしかった
  • いずれにせよ管理機能は別途購入する必要があった

などが挙げられました。

そこでAutomation Anywhereへのリプレイスと日立ソリューションズがご提供する支援メニューを活用し、 効率的なリスタートを実施していただくことになりました。

Automation Anywhereと日立ソリューションズが選ばれた理由

Automation Anywhereへリプレイスするにあたっては、下記のポイントが決め手となりました。

  • 品質の高いロボット

    これまで使っていた製品は環境要因に依存しやすかったが、Automation AnywhereはHTML構文解析方式やオブジェクト方式中心の高度な技術で、安定性の高いロボットを作ることができる。

  • 開発とロボット管理の容易性が高い

    元々使っていたRDAはExcelマクロでの自動化に近く、プログラミング上級者にしか理解できないツールになってしまっていたが、Automation Anywhereは標準アクションが豊富でスクリプティングが不要。多くの処理が対応可能となる。

  • 資格情報管理機能がある

    これまで使っていた製品には、資格情報管理機能がないためログイン後にロボットを実行していたが、クレデンシャルボルト(資格情報)機能と呼ばれるIDとPWの管理機能により、セキュリティと完全自動化の両立が実現できる。

RPAリプレイスの効果

Automation Anywhereへリプレイスした結果、最終的には運用中のロボットをすべて移行することができ、そのほとんどを約1/3の工数で実装できました。それに伴いアクション数とメンテナンスの工数を大幅に削減することが可能となりました。

RPA全社展開における課題解決ソリューションのご紹介

日立ソリューションズでは自社でRPAの全社展開を行っており、100社を超えるRPA導入支援実績があります。このため、お客様に合わせたドキュメント類の提供など、リプレイス後に役立つ管理運用のノウハウのご提供なども行っています。

全社展開に適した開発と、運用の容易性を備えた「Automation Anywhere」を提供しています。

また、RPA活用支援における課題解決や運用開始後の支援には「RPA業務支援BPOサービス」を提供しています。

RPAリプレイスで得た日立ソリューションズの知見

当日の講演はこちらからご視聴いただけます。是非ご覧ください。

関連するお役立ちコンテンツ

  • Automation 360(旧:Automation Anywhere Enterprise A2019)

    オートメーション・エニウェアが提供する最新のRPAプラットフォーム。
    あらゆる種類のユーザーのニーズに対応する、完全Webベース・クラウド対応のRPAプラットフォームです。

  • Workato

    人の判断が入る業務や予期せぬ画面変更などが起こるクラウドサービスなど、RPAでの自動化を断念した業務を自動化。
    人とRPAロボットの協働作業を実現します。

  • RPA業務支援BPOサービス

    RPA業務支援BPOサービスは、ロボット開発や社内問い合わせ対応、運用などのRPA推進部門の業務をまるごと代行するサービスです。 RPAの全社展開のボトルネックを解消し、RPA活用拡大を強力にサポートします。

閲覧数が多い記事

RPA業務自動化ソリューション コンテンツ一覧

関連商品・キーワード