【オンデマンドセミナー紹介】

業務自動化のステージに合わせたRPA製品見直しの重要性

【オンデマンドセミナー紹介】業務自動化のステージに合わせたRPA製品見直しの重要性

2020年10月27日に開催したオンラインセミナー「業務自動化のステージに合わせたRPA製品見直しの重要性」のオンデマンド版を公開します。

【講演者】
株式会社日立ソリューションズ ワークスタイルイノベーション本部 RPAソリューション部 白土 浩司

RPA市場状況と課題

今お使いのRPA製品に満足していますか?
また、RPAの導入効果を感じていますか?

2017年ごろから日本でも急激に普及しはじめたRPAですが、検証や導入の初期段階では成果が出ず課題が表面化し、2019年には「幻滅期」と言われていました。

しかし、これまで検証目的や一部業務に限定してRPAを採用してきた企業の多くが、社内の適用範囲を拡大すべく取り組み始めたことで、現在は「啓発期」に向かっています。また、2020年は新型コロナウイルス感染症による影響で業務自動化の対応が急務となりました。

ところが、RPAを導入している企業は70%とも80%と言われていますが、そのうち本格展開して業務の自動化を推進できているのはわずか5%に過ぎません。
課題として見えたのは下記の点です。

  • RPAをスモールスタートし、初期投資を抑えて定型業務の自動化を図ろうとしたが、実際は費用対効果が見えにくくなっている
  • デスクトップ型RPA(RDA:Robotic Desktop Automation)で管理機能別のクライアント型を選択したケースが多く、「自動化したい業務が自動化できない」や「野良ロボットの発生」「ノウハウが属人的になり思ったような効果を得られていない」などのケースが散見される
  • 最初は安価でも、スケールにあたり膨大なコストがかかったり、安定的な運用に影響が出る、という理由で全社導入に至る前の段階で止まっている企業も多い

このような課題のために、RPAを全社に本格展開できていないのであれば、RPA製品の見直しをしてもいい時期に来ていると言えます。
見直しの際は、目的・目標・ゴールの設定をし、さらに製品の選定では全社展開しやすいツールを選んでいくことが最終的に投資対効果の向上につながってきます。

RPA製品選定における重要なキーポイント

RPA製品を選定する際の重要なポイントはこちらです。

  • 業務プロセス、ROIの可視化ができる
  • 機能、操作性、拡張性が高く、開発運用がしやすい
  • 先を見据えた連携機能
  • 高い可用性、セキュリティ、コストメリット
  • ガバナンス

ロボットを作る人も、運用する人も管理する人も楽に行いたい。費用対効果も出したいし、ガバナンス統制もしていく必要がある。当然ロボットは止まってほしくないし、AI連携やDXも視野に入れた拡張性もあって、それでいてセキュリティもコスト面も大事…というのが本音ではないでしょうか?

課題を解決するソリューション

今回は、こういったニーズを満たすソリューションとして、「Automation 360(旧 Automation Anywhere Enterprise A2019)」をご紹介します。
日立ソリューションズではお客様にAutomation 360を提供するだけではなく、自社でも導入しています。ユーザーとして、これまでお伝えしていた内容を検討したうえでAutomation Anywhereを選定しました。

Automation 360の特徴

  • 全社展開、部門展開に必須の高度な管理機能と認識技術

    「RPA」「結果を分析するBI」「AI-OCR」「自動化すべきプロセスを発見するプロセスマイニングツール」といった機能を一つのプラットフォームで動かすことができ、今後もさらに機能を追加していく予定となっています。
    また、新しく管理サーバーをSaaSで提供することも始めましたので、自社でサーバーを購入する必要もなく、すぐにRPAを使うことができ、拡張性にも優れています。

  • 使い勝手のよいロボット開発環境

    主要なWebブラウザーベースの開発環境により、オペレーティングシステムにとらわれることがなくなります。フロー型とリスト型の両方を採用しているため、誰にでも使いやすいUIを提供しています。

  • 単一化されたレコーディング機能

    レコーディングの機能は他の製品にもありますが、WebブラウザーやSAP等のなどの主要アプリ・プラットフォームに対して単一のレコーダーでの開発が可能です。

  • 対応するシステムが豊富

    オンプレ・クラウド問わずほとんどのアプリケーションやシステムの自動化に対応し、ファイルやメール、データベース操作など豊富なコマンド群により効率的に開発可能。

  • 充実した実行・管理機能

    ユーザー部門とシステム部門が必要とするロボット実行機能、管理機能はさまざまです。Automation 360はRPA管理者が求めるすべての管理機能を網羅しています。

  • 強固なセキュリティ対策

    Automation 360はグローバルで使われている製品ですので、特に厳しいとされているGDPRなどの規制要件を満たしています。

  • 費用対効果の可視化

    Bot Insightで、Botの稼働状況やビジネス価値・ROIの管理が可能です。

  • 高い拡張性

    Microsoft OfficeやSalesforceなど日常的に使用する業務システムやアプリケーションにアドオンで接続、直接Botを実行する機能もあります。

日立ソリューションズでは、RPAユーザーとして蓄積したさまざまなノウハウ、サポートをご提供しています。また、RPAの乗り換え、リプレイスのサポート実績もございます。RPAについてお困りの際は、ぜひご相談ください。

RPAのリプレイスについては、こちらの記事もご参照ください。

業務自動化のステージに合わせたRPA製品見直しの重要性

当日の講演資料はこちらからダウンロードできます。是非ご覧ください。

関連するお役立ちコンテンツ

  • Automation 360(旧:Automation Anywhere Enterprise A2019)

    オートメーション・エニウェアが提供する最新のRPAプラットフォーム。
    あらゆる種類のユーザーのニーズに対応する、完全Webベース・クラウド対応のRPAプラットフォームです。

  • Workato

    人の判断が入る業務や予期せぬ画面変更などが起こるクラウドサービスなど、RPAでの自動化を断念した業務を自動化。
    人とRPAロボットの協働作業を実現します。

  • RPA業務支援BPOサービス

    RPA業務支援BPOサービスは、ロボット開発や社内問い合わせ対応、運用などのRPA推進部門の業務をまるごと代行するサービスです。 RPAの全社展開のボトルネックを解消し、RPA活用拡大を強力にサポートします。

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