【オンデマンドセミナー紹介】
ハイパーオートメーションは日本企業にとって正しい選択か?
2021年12月に開催されたオンラインイベント「ITmedia DX Summit vol.10 DIGITAL World 2021 冬」における講演「ハイパーオートメーションは日本企業にとって正しい選択か?」のオンデマンド版を公開します。
セミナー概要
日本企業はオンプレミスシステムやレガシーシステムの比重が高く、クラウド先進国の欧米と比べてハイパーオートメーションを構成するiPaaSやAIなどの導入が進んでいません。このような背景をもとに、日本企業に適したハイパーオートメーション導入の進め方と、それにより実現するDXの効果を解説します。
ハイパーオートメーションとは?それは日本企業にとって正しい選択か?
ハイパーオートメーションとは、API統合によるシステム自動化をはかるiPaaS、タスクごとの自動化をはかるRPA、プロセス全体の最適化をはかるiBPMSといったテクノロジーを組み合わせながら、「究極の自動化」を実現するという概念です。
この中でポイントとなるテクノロジーがiPaaSです。
iPaaSとは、Integration Platform as a Serviceの略で、APIを活用して複数のクラウドアプリケーションや業務システムを統合するサービスのことです。
このiPaaSを活用してさまざまなサービスやシステムを統合することで、システム間のデータ連携や異なるサービスをまたぐ業務プロセスの自動化が可能となり、ビジネスのスピードを加速することができます。
しかし、日本はクラウドサービスの普及については遅れており、抵抗国*(米国より7年以上遅れている国々)に位置付けられています。
つまり、日本企業はオンプレシステムやAPIを実装していないレガシーシステムを使用している場合が多く、APIを活用するiPaaSとは親和性があまり高くありません。そのため、日本企業の多くはiPaaSだけでシステム間の連携を実現することは難しいと言われています。
そのような状況において日本企業が推進したデータ活用手段の一つがRPAです。
日本企業におけるRPAの導入率は、全体で6割程度導入されており、大企業ではその割合は8~9割にもおよび、RPAに関しては日本は先進国と言えます。
*ガートナー調べ
日本企業の強みを生かしたハイパーオートメーションとは
では日本企業の強みを生かしたハイパーオートメーションとは何でしょうか?
それは、導入が進んでいるRPAをベースに、現存のシステム環境に対応した方法でハイパーオートメーションを実現することです。
本セミナーでは、既存のRPAとiPaaSやiBPMSの連携による、日本型ハイパーオートメーション実現のポイントを具体例を挙げてご説明しています。
日本型ハイパーオートメーションを実現するソリューション
RPAを活用してパイパーオートメーションを実現するにあたって問題となりえるのが、以下のようなRPAのよくある課題です。
- ロボットが停止する
- ロボット開発のスキル不足
- 導入効果(ROI)が分からない
- 管理・運用が煩雑
- 自動化対象業務が増えない
- テレワーク環境への対応
これらの課題を解決し、RPAとiBPMS、iPaaSを連携させてパイパーオートメーションを実現するソリューションをご紹介します。
本セミナーでは、これらの製品を使ったハイパーオートメーション実現の具体的なイメージをご紹介しています。
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