【オンデマンドセミナー紹介】
『ドラゴン桜』に学ぶ “日本型ハイパーオートメーション”実現方法
~最新テクノロジーと活用のポイントご紹介
2022年7月27日に開催されたオンラインイベントセミナー「自動化プラットフォーム サミット」に当社のエバンジェリストが登壇しました。そのオンデマンド版を公開します。
セミナー概要
今やVUCAと呼ばれる予測不可能な時代です。業務自動化においても変化に迅速に対応するためユーザー部門による市民開発が求められます。
それを実現するにはiPaaSやプロセスマネジメント、ローコード・ノーコード、RPAなど、最新のテクノロジーを活用することが効果的ですが、多くの日本企業はオンプレシステムやクラウドサービスが混在するため、すべてのシステムでiPaaSのようなAPI接続が利用できるわけではありません。
本セッションではこれらの課題を解決すべく、自社の環境を最大限に生かしたツール連携や定着を支援するサービスを紹介します。
DXの本質とは
「組織を作った」「ツールを入れた」だけではDXは機能しません。DXの施策を定着させるために企業文化やマインドの変革「CX」が、CXのためにEX(従業員体験)が必要です。この3つのXがうまく絡み合うことがDXの成功には重要です。本セミナーでは、この3つのXの重要性について解説します。
日米におけるIT投資・活用に関する比較
日本に比べてアメリカはDXがかなり進んでいます。
そもそものIT意識に日米で大きな差があり、例えば新型コロナウイルス終息後のIT動向の変化予測について、「業務の自動化業域が拡大する」と回答した日本人は22.4%なのに対し、アメリカでは38%でした。
また、IT戦略組織については、日本では情シスや経営企画、権限が限定的なCoEが運用組織を担い、従来の組織の権限内で業務を行っているのに対し、アメリカではCoEの専任チームがトップダウンにより特命にて遂行しています。
さらに、利用しているシステムにおいてもアメリカでは日本よりもクラウド活用が進んでおり、iPaaSを中心にAPIを活用したシステム統合が進んでいるなど、日本とアメリカではIT投資や活用、戦略・人材制度、適用システムに大きな差があります。
本セミナーでは、日米の比較を通じて日本のめざす姿はどこにあるのかをお話しします。
『ドラゴン桜』に学ぶ“日本型ハイパーオートメーション”実現方法
ハイパーオートメーションとは、RPAやAI、プロセスマイニング、iPaaSなどのテクノロジーを活用し、APIでシステムをつないで業務全体をより高度に自動化する考え方です。
アメリカでは既にクラウドが最適化されており、APIでつないでシームレスに活用できるほど企業のクラウド利用が成熟しています。しかし日本では、ほとんどの企業がクラウドは特定の部門や業務のみの利用に限る、という限定的な使い方をしており、アメリカのようにハイパーオートメーションを実現するのは難しい状況です。
とはいえ、日本企業がハイパーオートメーションをあきらめる必要はありません。本セミナーでは、有名なドラマ「ドラゴン桜」を参考に、日本がハイパーオートメーションを実現するにはどうしたらよいか、ユースケースを交えてご説明します。
日本型ハイパーオートメーションを実現するために
日本型ハイパーオートメーション実現においては、
- RPAの管理・運用の課題
- RPAとBPRの連携
- API統合によるシステム自動化(iPaaS)
がポイントになります。
API統合によるシステム自動化の課題を解決するのは、iPaaS製品「Workato」です。
Workatoを使えば、ワンプラットフォームでクラウドシステム間を連携させ、業務フローを自動化できます。
また、TeamsやSlackといったチャットアプリとも連携することで、ユーザーはチャットからWorkatoを経由してクラウドシステムを利用することができ、利便性が向上します。
さらに、Workatoはクラウドサービスのみならず、オンプレミスシステムや既存のRPAロボットとも連携が可能です( 日立ソリューションズ独自オプション)。
また、RPA運用・管理においても、PoC期から全社展開までのフェーズでさまざまな課題が発生します。
日立ソリューションズの「RPA業務支援BPOサービス」は、RPA運用に関するお客様の日々の業務の代行や、さまざまな課題の解決を行います。RPA運用に日々必要な業務を代行する基本運用セットと、適宜スポットで必要になる業務を代行するオンデマンドセットを提供しています。このサービスが、企業のDX推進にどのように貢献できるかご紹介します。
- ※「RPA業務支援BPOサービス」は、Automation Anywhere、UiPath、Power Automate Desktopに対応しています。
関連するお役立ちコンテンツ
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人の判断が入る業務や予期せぬ画面変更などが起こるクラウドサービスなど、RPAでの自動化を断念した業務を自動化。
人とRPAロボットの協働作業を実現します。 -
RPA業務支援BPOサービスは、ロボット開発や社内問い合わせ対応、運用などのRPA推進部門の業務をまるごと代行するサービスです。 RPAの全社展開のボトルネックを解消し、RPA活用拡大を強力にサポートします。
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日立ソリューションズが提供するRPA業務自動化ソリューション専用サイト。RPA製品・ソリューションをご紹介。ホワイトペーパーやイベント情報など、RPAに関するお役立ち情報も満載。
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Automation 360(旧:Automation Anywhere Enterprise A2019)
オートメーション・エニウェアが提供する最新のRPAプラットフォーム。
あらゆる種類のユーザーのニーズに対応する、完全Webベース・クラウド対応のRPAプラットフォームです。