【オンデマンドセミナー紹介】
日本企業のクラウドシフトが進む中、業務自動化は新たなステージへ!
2022年9月29日に開催されたオンラインイベントセミナー「RPA/ビジネスAIカンファレンス2022 Autumn」に当社のエバンジェリストが登壇しました。そのオンデマンド版を公開します。
セミナー概要
クラウドシフトが進んだ結果、業務アプリへのアクセス性が高まった反面、業務ごとにサービスを切り替えて利用する必要があり、手間がかかるという問題も発生しています。
そこで注目されるAPIを活用した自動化ですが、オンプレミスシステムやExcel業務など、すべての業務をAPI連携で自動化することは困難です。
本セミナーではこれらの課題を解決すべく、日本企業に適した自動化の実現方法をご紹介します。
DXテーマにおける業務自動化の重要性
日本企業のクラウドシフトはここ2、3年で急激に進んでいます。DXテーマにおける重視度(最重要課題と認識している割合)においても「業務の自動化」が上位にきているという調査結果もあります。
日立ソリューションズでも、「業務の自動化」を重要なDX戦略と認識し、さまざまな施策を実施してきました。
業務自動化における課題と解決の方向性
日立ソリューションズでは、2017年にAutomation Anywhereを導入し、RPAの全社展開を行なってきており、その過程でさまざまな課題が発生しました。
その代表的な課題は下記のとおりです。
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ロボット開発を外部(中国子会社)へ委託したことによる影響
外部委託により開発担当者のスキルや知識をコントロールできず、成果物のレベルにバラツキがあり、その結果ロボットの品質や保守性にバラつきが生じた
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開発・テストにおける社内システムへの影響
本番システムに触らないとロボットが開発できず、通常業務に支障をきたす。開発モードが存在しないため、開発モードでの開発ができない
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自動化が困難なシステムの自動化
SAPのようなオブジェクトクローニングができず自動化に適さないシステムは、人のPC操作を再現するなどして対応したため、開発工数とメンテナンス負担が増大
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RPAを導入する=業務システムを導入すると考えるユーザーが多い
ITを専門としないエンドユーザーに、RPAによる自動化とシステム化は異なるということを説明し理解してもらうことが難しい
本セミナーでは、これらをどのように解決してきたかを詳しくお伝えします。
さらに、クラウドシフトが進んだ結果新しく発生した自動化の課題や、その解決のために需要な、最新テクノロジーを活用する際の考え方について解説します。
当社の最新事例
本セミナーでは、
- 人の判断+単純作業の自動化で、業務プロセス全体のスピードアップを実現した例
- ワークフローの承認のためにシステムを立ち上げる必要をなくし、Slackで承認完了を可能にした例
といった、当社の実際の業務の具体例を交えた最新事例をお伝えします。
ソリューション・サービスのご紹介
ご紹介してきた事例のような業務の自動化を実現するために役立つソリューションを2つご紹介します。
API統合によるシステム自動化の課題を解決するiPaaS製品です。
WorkatoがアプリケーションHUBとしてワンプラットフォームでクラウドシステム間の連携を行うことにより、業務フローを自動化できます。
また、TeamsやSlackといったチャットアプリとも連携することで、ユーザーはチャットから、Workatoを経由してクラウドシステムを利用することができ、利便性が向上します。
さらに、Workatoはクラウドサービスのみならず、オンプレミスシステムや既存のRPAロボットとも連携が可能*です。
* 日立ソリューションズ独自オプション
日立ソリューションズが提供する、RPA運用に関するお客様の日々の業務の代行や、さまざまな課題の解決を行うサービスです。
RPA運用に日々必要な業務を代行する基本運用セットと、適宜スポットで必要になる業務を代行するオンデマンドセットを提供しています。このサービスが、企業のDX推進にどのように貢献できるか、セミナーにて詳しくご紹介します。
関連するお役立ちコンテンツ
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人の判断が入る業務や予期せぬ画面変更などが起こるクラウドサービスなど、RPAでの自動化を断念した業務を自動化。
人とRPAロボットの協働作業を実現します。 -
RPA業務支援BPOサービスは、ロボット開発や社内問い合わせ対応、運用などのRPA推進部門の業務をまるごと代行するサービスです。 RPAの全社展開のボトルネックを解消し、RPA活用拡大を強力にサポートします。
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日立ソリューションズが提供するRPA業務自動化ソリューション専用サイト。RPA製品・ソリューションをご紹介。ホワイトペーパーやイベント情報など、RPAに関するお役立ち情報も満載。
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Automation 360(旧:Automation Anywhere Enterprise A2019)
オートメーション・エニウェアが提供する最新のRPAプラットフォーム。
あらゆる種類のユーザーのニーズに対応する、完全Webベース・クラウド対応のRPAプラットフォームです。